また、今回新たに登場する“mini”の名を冠するiPhoneことiPhone 12 miniは、5.4インチと小型で、高性能ながら安価なモデルになりそう。プロセッサーにはB14 Bionicチップを搭載との噂もあったが、今年3月に発売されたiPhone SEにはB14よりも高スペックなA13 Bionicが利用されていることから、おそらく他のiPhone 12シリーズに採用されるA14 Bionicになるとのことだ。

　一方で、全4機種が5G接続仕様にはなっているものの、先述したmmWave（ミリ波）への対応については、それぞれ「sub-6 GHzのみ」と「mmWave（ミリ波）とsub-6 GHz両方」のモデルが登場する、という説もあり、しかも後者の製造は少し遅れるという情報もあるため、ここは発表を待っての判断としたい。

　イベントは前回同様オンラインのみでの開催となることから、予約開始時期についても第4世代iPad Airおよび新型Apple Watch同様、即時スタートという可能性も捨てきれない。日本では夜中の開催ということもあり、朝一の情報を待ちたいところだが、今回は眠い目をなんとか見開いてリアルタイムで視聴することをお勧めしたい。