江頭2:50、“伝説”残した「花火大会」 破天荒芸人が視聴者と共有した感動
お笑い芸人の江頭2:50が8月22日、自身の公式YouTubeチャンネル「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」に、「真下から見る打ち上げ花火は言葉を失うほど綺麗でした。」と題した動画を公開した。
これはチャンネル開設半年を記念して行われた「エガちゃんねる花火大会」生配信の様子をダイジェスト版にまとめたもの。企画自体は江頭の「花火の上がらない夏なんて夏じゃないじゃん! 花火を上げようよ!」という一言がきっかけとなりスタートしたという。今年は新型コロナウイルスの影響でお祭りや花火大会が軒並み中止となっているが、見てくれている人と夏の思い出を作るべく「ボケ一切なし」で江頭が幹事役を務めた。また、自らで打ち上げ花火を点火することにもこだわった。アーカイブ化された生配信動画はすでに再生回数121万回を突破(8月25日現在)するなど大きな反響を呼んでいる。
生配信の司会を務めたのは元テレビ朝日アサウンサーで、江頭の“心強いマブダチ”でもある大熊英司アナウンサー。ゲストとしてエド・はるみも登場した。また、江頭は敬愛するビートたけしが演じるキャラクターの火薬田ドンに寄せた姿で登場。派手な爆破シーンも映されるなど、地上波さながらの大掛かりな仕掛けも施されていた。
しかし配信の途中でアクシデントが起きてしまう場面もあった。ゲリラ豪雨が花火会場を襲ったのだ。大雨の影響で中継の回線が途絶えてしまうこともあったが、花火にはビニールを被せてなんとか事なきを得た。
そしてギリギリ打ち上げられる小雨になると、江頭はスタンバイへと向かった。1発目を大成功させると、それから次々と真夏の夜空に美しい花火をあげていく。花火師の川上孝行氏からの指導を受けながら、迫力満点の打ち上げ花火に火をつける江頭。コンピューター制御で打ち上げるのが主流の時代、安全が保証されていないにも関わらず、自らの手で火をつけるという作業にこだわった。
真下から見る花火は言葉を失うほど綺麗で、江頭も着火後すぐに上空を見上げ満足気な表情を浮かべていた。「疫病に負けるな」「災害に負けるな」という思いを込めながら、1つずつ心を込めて着火。ラストの花火を打ち上げて、江頭は「夏の夜空にやったぜ! 伝説残したぜ!」と感極まりながら撮影スタッフ「ブリーフ団」と熱い抱擁を交わす。この時、視聴者数は7万2千人を超えていたが、江頭は涙を流しながら「死にたくなったらエガちゃんねるを見ろ! バカバカしくて死ぬのが嫌になるから! お前ら最高ー!」と視聴者に向け呼びかけた。