ロシアで「App Storeは独占禁止法違反」と認定 Appleは異議申し立て

ロシア、Appleの独禁法違反を認定

欧州・米国でも調査

 EUでは、音楽ストリーミング大手Spotifyが、App StoreでのApple独自の課金システム強制とアプリ外での購入に対する制限に懸念を表明し、欧州委員会が調査に乗り出した。Appleは、競合するApple Musicという独自サービスがあり、状況がロシアのケースと酷似している。

 Spotifyのケースについて、Appleは、真っ向から反論している(参考:https://www.apple.com/jp/newsroom/2019/03/addressing-spotifys-claims/)。

 アメリカでは、Appleに対する反トラスト法(独占禁止法)違反の調査が継続している。また、App Storeについては、メッセンジャーアプリWeChatを禁止する大統領令により、苦境に立たされている。

 輝かしい成功を収めているAppleだが、その裏で多くの紛争を抱えているのもまた事実だ。

(画像=Pexelsより)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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