はじめしゃちょーの右腕・だいちぃがYouTuberを卒業 多くの人に愛された4年間を振り返る

 2020年7月26日、日本一のチャンネル登録者数を誇るYouTuber・はじめしゃちょーのグループチャンネル「はじめしゃちょーの畑」でリーダーとして活躍していた「だいちぃ」の卒業動画が公開された。この動画をもって、彼がYouTuberとして動画に出演するのは最後になる。本稿では、あらためてだいちぃがメンバーとファンに愛された4年間の軌跡を振り返ってみたい。

【本当に最後】だいちぃ卒業式

 だいちぃがはじめしゃちょーの動画に初登場したのは、2018年4月。新チャンネル(現:はじめしゃちょーの畑)の開設がきっかけだったが、それ以前に、2016年頃から動画編集など裏方の手伝いをしていた。

新チャンネルと新メンバーについて

 そんな彼がリーダーとなって結成された新チャンネル「はじめしゃちょーの畑」は、8月1日現在で210万人の登録者を抱える人気チャンネルだ。チャンネル全体の動画の総再生回数は12億回と、多くの人に愛されている。

 だいちぃがメンバーから愛されていることは、動画内でも伝わってくる。リーダーとして尊敬されていることはもちろんのこと、ムードメーカーとして場を和ませてもいた。はじめしゃちょーの畑は、一般的なグループYouTuberと違い、メンバー構成も明確には定まっていないのが特徴だ。そんな流動的なチャンネルの基盤ができたのは、だいちぃの誰からも愛され、どんなクリエイターともそれぞれに打ち解けられる人柄があったからではないだろうか。

誕生日にしれっと元カノがいるサプライズ

 そんなだいちぃが転職を決意したのは1年前。はじめしゃちょーは、畑メンバーがショックを受けることを考え、あえて動画の撮影の中でだいちぃの卒業を発表することにした。だいちぃは「超重要なお知らせをサラッと言ってみた」の中で、「YouTuber辞めます!」とメンバーや視聴者に向けて発表。そしてこの動画では、転職するに至った理由が語られている。動画が投稿された当時、「卒業時期は未定」となっていたが、2020年7月26日の動画を最後に、卒業することになった。

YouTube卒業の理由をお話しします。

 だいちぃが転職を考えた一番の理由は、新しいことにチャレンジしたかったからだそう。「歳を取ると、できることの選択肢が少なくなってくる。27歳になったときに、やりたいことが他にあるのか」と考えて、今の転職先へ移ることを決めたそうだ。社会人経験のあるだいちぃは、30歳を目前に控え自分の人生を見つめ直したのかもしれない。

 YouTuberという職業柄、なかなか受け入れてもらえない企業もあり、本人曰く「学生時代の就活よりも頑張った」とのこと。転職先の選考では、YouTuberとしての経験を受け入れてもらえたそう。「YouTuberをやっているだけではできないことにも挑戦をしていきたい」という本人の話からも、前向きな転職であることがわかる。チャンネル登録者数200万人を誇る人気YouTuberであるだいちぃ。例えば、彼が動画内で就職先を募集したり、近しい業界でコネクションを探れば、引く手数多だったことは疑いようがない。しかし彼は、あくまで動画活動とは切り離し、転職に真摯に向き合っていたことがわかる。

 はじめしゃちょーはだいちぃと同い年であり、だいちぃの転職理由には共感している様子がうかがえた。だいちぃにエールを送りつつも、「炎上したときもそばにいてくれた」「俺の昔を知っている人がいなくなる」と寂しさをにじませていたのが印象的だ。はじめしゃちょーというトップクリエイターを影で大きく支え続けてきたことは、日本のYouTuberというシーンにおいて、だいちぃが残した功績といっても大げさではないだろう。