海外AmazonでPS5予約ページが出現 黒と赤でカラーリングされた特別版PS5の画像もリーク?

 予約開始日が間近に迫っていると思われるPS5の予約ページが、ついに2ヶ国で確認された。さらに、伝統的なカラーリングのPS5本体の画像もリークした。そのほかにも多数のリークがあり、PS5に関する報道はますます活況を呈しつつある。

価格とリリース日の明記はなし

 テック系メディア『Laptop』は13日、アメリカのAmazonでPS5予約ページが立ち上がったことを報じた。その予約ページには2種類のPS5本体のほかに、コントローラー、ワイヤレスヘッドセット、メディアコントローラー、そしてHDカメラの画像も掲載されている。しかしながら、プレイヤーがもっとも関心のある価格とリリース日に関する記載はなく、「2020年年末商戦(英語原語では「HOLIDAY 2020」)とだけ表示されている。予約ボタンも表示されていない。

 以上の予約ページが立ち上がるのに先立って、アメリカのTwitterでは7月13日にPS5の予約が開始になるのでは、というツイートが拡散した。人気リーカーの@IronManPS5もそうしたツイートを拡散させた1人である。7月13日予約開始という情報はガセネタに終わったが、予約ページが立ち上がったので半分は的中したとも言える。

 ゲームメディア『Push Square』も13日、オーストラリアのAmazonでPS5の予約ページが立ち上がったことを伝えている。オーストラリアの予約ページはアメリカのそれとは異なり、ディスクドライブが実装されたスタンダードなPS5本体とコントローラーが表示された画像のみが掲載されている。もちろん、価格とリリース日の明記はなく、予約ボタンが表示されるであろう箇所には「現在利用不可(Currently unavailable)」と表示されている。

PS5はカスタマイズが楽しめる?

 PS5予約ページを見る限りではそのデザインは白と黒を基調とした発表当時のものだが、ビジネス系メディア『International Business Times』は13日、異なったデザインのPS5のリーク画像を掲載した記事を公開した。そのリーク画像は、ゲーム専用掲示板ResetEraのユーザ「BarrBarr」によって投稿された。その画像には、XPERIAといったほかのソニー製品とともにPSシリーズの伝統的なカラーリングである黒を基調として赤のラインが入ったPS5本体が写っている(トップ画像を参照)。リーク画像の流出元に関しては、BarrBarrはソニーのマーケティング資料であると主張している。

 実のところ、白を基調としたPS5本体のデザインにはカラーバリエーションがあるという話は以前からあった。テック系メディア『tom’s guide』は先月、PlayStationのUXデザイン担当部門の副部門長であるMatt MacLaurin氏のPS5デザインに関する発言を報じていた。同氏はビジネス専用SNSであるLinkedinにおいて、PS5は以前のPSにはなかった方法でカスタマイズできると発言しており、いくつかの特別版が見れるだろうとも語っていた。さらに、「黒を基調としたPS5を期待できるだろうか」というコメントに対して、同氏は「たぶん(Maybe)」と答えていたのだ。

 以上のMacLaurin氏の発言を考慮すると、今回リークした黒と赤のPS5の画像は疑念の余地はあるものも、まったくのでたらめでもなさそうだと言える。

関連記事