新世代の除菌グッズはスマホに挿すだけ! 食べ物にも使える『UV+』とは

 2020年4月、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、日本で初めて緊急事態宣言が発令された。幸いにも現在は全面解除となったものの、予断を許さない状況が続いている。感染をこれ以上広げないために個人ができることーーそれは第一に手洗い、アルコール消毒等をはじめとした『予防』である。

 とはいえ「どこでも気軽に」と条件を付けると、途端に難易度が跳ね上がる。さらに「スマホに挿すだけ」となると夢物語に聞こえるかもしれない。そんなことが可能なのだろうか?

 本記事ではクラウドファンディングサイト『Makuake』にて目標金額の285%を達成した期待の除菌アイテム【UV+】の魅力をお届けしよう。

 重量たったの4g。除菌率は99.9%

 アルコールスプレー、ウェットティッシュ、空気清浄器など、生活圏にはたくさんの除菌アイテムがあふれている。ウィルス対策が必須の昨今、読者の方々も持ち歩いたり、利用したりしていることだろう。たとえば食事前の手であったり、ドアノブだったり、時も場所も選ばず出番があるはず──そこで気になってくるのが大きさや重量ではないだろうか。

 いくらアルコール消毒が便利だろうと、スプレーやウェットティッシュが「全くかさばらない」とは言えないはずだ。何台も所有しているならいざ知らず、空気清浄機に至っては使用している部屋にしか効果がない。その点【UV+】は指の先ほどしかない大きさで、4gと非常に軽量。荷物にワイヤレスイヤホンが片方増えると考えれば分かりやすいだろう。

 それでいて除菌率は99.9%と、一般的な除菌アイテムと比べても遜色がないどころか、筆者は同等以上と考えている。水分を必要とする噴霧またはぬぐうタイプでは、どうしても拭き損ねが発生するが、『UV+』はその名の通りUVライトを照射するので、どこを照らしていないか視覚で分かるようになっている。細かい溝や隙間にも簡単に照射できるのも評価できる。

 また、紫外線ライトはいくつかの実験で新型コロナウィルスへの有効性が示されている。もちろん他の細菌・ウィルスを不活性化できるというデータもあり【UV+】自体も第三者機関による除菌効果が実証されている。全ての菌を取り除くとは表記されていないものの、それは他の除菌グッズも同様である。

何度でも、何にでも

 【UV+】は壊れない限り何度でも使用することができる。これは他の除菌アイテムにはない特徴だ。特にウェットティッシュのように一枚が分厚く、大量に持ち運べないアイテムと比べると、大きなアドバンテージとなる。使用するたびにドアノブやテーブルを拭いていてはすぐになくなってしまうところ、【UV+】は何度使っても懐が痛まない──なんと電源はスマホの端子から取ることができるのだ。

 現代人のほとんどが持ち歩いているガジェットを電源にする発想は、この上なく除菌グッズと相性が良いように思う。もちろんOSによって、Lightning/USB-typeCからチョイス可能。カラーはiPhone用が白、Android用は黒と選べないのが少し残念だが、取り間違えが起こらないと、好意的に解釈しておこう。

 そして【UV+】最大の特徴が「何にでも使用できる」という点だ。アルコールはすぐ揮発するが、どうしても濡らせない物もある。紫外線ライトであれば、郵便物や書類はもちろん、精密機器、さらに食べ物にだって影響を与えず除菌可能。つまりパンや青果など、剥き出しで置かれることの多い食品も除菌できるのだ。実際に商品紹介のページにも、切った苺の片側にのみ照射し、変化を比べた様子が公開されている。

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