韓国No.1恋リア『HEART SIGNAL3』第9話ーー“制服デート”や“同盟誕生”を経て、気まずい雰囲気に……

 第8話の締めくくりは、女性陣が1人につき2人「デートに誘いたい人物」を選ぶ――という、いつものラブラインとは異なるパターンとなった。

イ・ガフン→チョン・イヌとイム・ハンギョル
ソ・ミンジェ→イム・ハンギョルとチョン・イヌ
パク・ジヒョン→チョン・イヌとキム・ガンヨル
チョン・アンナ→キム・ガンヨルとチョン・イドン

 女性陣は、名前がわからないようにそれぞれ『アバウト・タイム』『きみに読む物語』『八月のクリスマス』『猟奇的な彼女』といった映画のカードを渡し、男性陣はだれがどのカードかを推測して、カードを選んだ。その結果、イドンとアンナのデートの模様が描かれ、第8話は締めくくられた。今回は、残り3組のデートの模様が描かれる。

 ……とその前に、本エピソードはイヌとガンヨルの意味深な対話からスタート。互いの恋愛観や価値観について語りあったふたりは、「デートすると感情が生まれるから面白い」「最初に生まれた感情が合ってると思うんだ」(ガンヨル)、「(性格は)よく知ってるよ。僕と違うだけだ」(イヌ)と、真逆ながら互いを理解しあっている姿を見せる。ともにジヒョンが気になる身としては、お互いのスタンスの確認もあろう。最終的に、ガンヨルが「相手に迷惑をかけない範囲で好きにする」と話し、さらなるアプローチをにおわせる。

 そしてやってきたデート当日。ガンヨルの前にやってきたのは、図らずもジヒョンだった。“遊園地で制服デート”という少女漫画的なプランを聞き、ガンヨルは赤面。その後、制服を着て遊園地の園内に入った後も「恥ずかしさで震えてる……」といつもの積極性はどこへやら。そんなガンヨルを和らげたのは、ジヒョンの手作り弁当だった。感動した様子のガンヨルは「ジェットコースターは苦手だけど、今日は何でも乗るよ」と上機嫌。

 結果的に、絶叫アトラクションでは「助けてくれ」「大丈夫じゃない」とビビりまくってしまっていたが、飾らない姿を見せたことで2人の距離はさらに接近。夕食中に、ジヒョンから「誰がデートに来てほしかった?」と問いかけられると、逡巡の末に「君が来たらいいなと思ってた」と正直に告白し、ジヒョンを大いに照れさせる。

 続いてハンギョルは、ガフンとデートを開始。彼女が提案したのは、猫がいるお洒落なカフェで、プラモデル作りをするというもの。童心に帰って楽しむふたりだったが、ガフンが「すごくつらい時がある。気持ちが変わるから」と弱音を吐く場面も。実は、ガフンはイヌへの気持ちが移ろっていたことを、ハンギョルに告げていたのだった。

 最初は惹かれていたが、「失望したポイントがあって、一時は気持ちがゼロになった」というガフン。いったい、どの場面だったのだろう? 本音をさらけ出したガフンに、ハンギョルも「僕は今まで、楽な恋愛をしていた。競争することになるとは……」と今の状況に対する複雑な思いを吐露。リアルな感情を共有し、新たな絆が生まれた瞬間となった。

 シリアスな展開もありつつ、ローラースケートを楽しみ、デートを満喫したふたり。仲良く競争したり、手をつないで引っ張ったりと、甘々なシーンも見せてくれる。

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