オンライン婚活リアリティーショー『Love or Delete』第2話ーー“嫉妬”巻き起こる「オンラインデートバトル」

 井川が次に合流したのは自見のBARデート。ここで入れ替わりで中川が抜ける。そして本命の林の「バーチャル世界旅行」ROOMに向かう。それまではずっと丹羽と林の2人きりの空間。林は「仮に丹羽さんが来なくて、他の5人が僕のところに来たとして、それより丹羽さん1人が来てくれた方が全然嬉しいな」と丹羽は別格であることを分かりやすく伝えていた。

 「へぇ〜感無量だわ、今。お腹いっぱい。なんか……」と丹羽が言いかけたところに中川が合流。「ちょっと他のところで飲んで来ちゃってホロ酔いです」と現れた中川に、「てことはジミー(自見)じゃない?」と林。丹羽が「ちょっと私、お暇しますね。林さん、沢山お話できて良かったです。またもっと深い話したいなと思ってるんで」という何とも余韻の残る去り際。林も「ね、ちょっとまた話そう」と応える。

 これには中川も「なんかちょっと嫉妬しちゃいますね。2人で深い話してたんだ〜と思って」とつぶやく。ホロ酔いの彼女に対して林は「ちょっと1個核心的な質問して良い?」と切り出し、冒頭「昨日1人選んだ」と答えたが自見のROOMに行ってから自分の元に来たことを受けて“まだ色々悩んでるのかなと思って”と推理。「それは推理しすぎですね。私も逆に色々考えちゃって、後に訪問した方が印象に残るのかなと思って。忘れられちゃったら悲しいなと思って最後に来ました」と本音で返す。

 丹羽が向かった先は、城前のROOM。「私、城前さんのとこ行きたかったんだけど、ストレッチするっていうからストレッチ終わるの待ちだった」と素晴らしいフォロー。さらにすかさず「私もナイキ着てこようかな」と立ち上がり、城前のトレーニングウェアと同じブランドに着替えて登場。好きなタイプを聞かれて「セクシー&チャーミングな人」という丹羽の答えを受けてリアクションを返す彼。「昨日と全然違うな。城前さんが調子乗り始めてますね。昨日は緊張してたからか、こんなくだけた感じに喋ってくれなくて。だから今ちょっと嫉妬してます」と笑いながらいじる。これには女性側の坂本も悪い気はしないだろうし「私も昨日城前さんと話してみたくて選びました」と坂本も重ねて伝える。「モテモテやないかい。クソ〜」と茶目っ気たっぷりに応戦する丹羽。どんな場の空気も丹羽が持っていてしまうのだ、お見事である。

 デート終了後、フリータイム。石橋が「丹羽さんとデート出来なかったので個別でお話したい」と「抜け駆けROOM」を駆け込みで発動。どストレートに想いを伝える。「私も昨日は石橋さんを選んでいました」と聞けて安堵する石橋だったが、2日目のDeleteは彼となった。

 丹羽は涙目で最後まで迷っていたこと、ただ後悔はないとインタビューで話した。石橋については、スタジオにいる見守り人の重森さと美が「初日から一途に1人に行き過ぎていて、他の女子は行きづらい。他の票を捨てちゃっている」と分析する場面も。

 色々なシーンで嫉妬が巻き起こっていた2日目、強固になった矢印もあれば向きの変わった矢印も。石橋も話していた通り「思った以上に表情も見られる」リモート婚活、これはカップル成立に漕ぎ着けられそうな気がしてきた。

■楳田 佳香
元出版社勤務。現在都内OL時々ライター業。三度の飯より映画・ドラマが好きで劇場鑑賞映画本数は年間約100本。Twitter:https://twitter.com/Tominokoji

■番組概要
ABEMA『Love or Delete~今、婚活できない私たち~』
(C)AbemaTV, Inc.
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL
放送日時:毎週土曜夜11時~
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