Instagramが“オンラインいじめ”対策の新機能をリリースも、海外メディアは「一長一短」と報じる

インスタが“オンラインいじめ”対策

 Instagramは、プラットフォーム上でユーザーがプレッシャーを感じないように配慮する、様々な改善を行っている。いじめを無くすための取り組みもその一つで、そのための新機能をリリースしていくようだ。

3つの新機能でアカウント管理を改善

 5月12日、Instagramはブログで「オンラインのいじめ対策のための継続的な取り組み」について発表した。変更点は、主に次の3つだ(参考:https://about.instagram.com/blog/announcements/continuing-our-work-to-fight-online-bullying)。

・望まないインタラクションの管理
まず、ユーザーが複数の望まないやり取りを、一度に管理できる新機能をローンチした。ネガティブなコメントを管理するのは大変なことだとし、コメントをまとめて削除する機能と、ネガティブなコメントを投稿する複数のアカウントをブロックまたは制限する機能をテスト。フィードバックは前向きなもので、特にフォロワー数が多い人々が、アカウントでポジティブな環境を維持するのに役立つことが分かったという。

・肯定的なコメントの強調表示
ネガティブなコメントの削除に加えて、肯定的なやり取りを促進する簡単な方法を、人々に提供することも検討しており、固定コメントのテストが始まるという。この機能により、選択した数のコメントをコメントスレッドの上部に固定して、アカウントの雰囲気を調整して、コミュニティと交流することが出来るという。

・タグ付けやメンション出来る人の選択
タグやメンションを使用して他のユーザーを標的にしたり、いじめをしたり出来ることが分かったため、Instagramで自分にタグ付けしたりメンションしたり出来るユーザーを管理する新しいコントロールを導入する。コメント、キャプション、ストーリーで自分にタグ付けしたりメンションしたり出来るのは「全員」「フォローする人のみ」あるいは「誰も出来ない」というように選択が可能だという。

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