格闘家YouTuber朝倉未来が『しくじり先生』で語った“更生” 「殺人事件になる寸前だった」

 格闘家YouTuberの朝倉未来が5月4日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系 / AbemaTV)に出演し、不良時代の体験談を語った。

 少年時代、地元で喧嘩に明け暮れていた朝倉。ある時などは、たった2人で50人の暴走族に挑んだことも。喧嘩無敗を誇っていた朝倉だったが、さすがに多勢に無勢で、リンチを食らう羽目に。幸い仲間が警察に通報したため、なんとか事なきを得たものの、鉄パイプで頭部を殴られるなどしたため、一時は左目がほぼ失明状態になったという。「殺人事件になる寸前だった」と朝倉は当時を回顧した。

 しかし、それでも刺激を求めて喧嘩を繰り返した朝倉。自ら暴走族に加入し、自分をリンチした組織をつぶすことに成功すると、木刀、金属バット、枝切りばさみなど、様々な武器を持った相手とも拳を交えた。ついにはエスカレートして、因縁をつけてきた極道組織の事務所に単身殴り込みをかけ、こめかみに拳銃を突き付けられたこともあったようだ。

 こうした向こう見ずな生き方をしていた朝倉だったが、16歳の時、少年院送りになったことが人生の転機になったという。朝倉は「この時逮捕されていなければ、3日後に上半身全体に入れ墨を入れる予定だった。極道で極めようと思ってた」と説明した。

 少年院での生活は、昼夜逆転の不良時代とは真逆で、7時に起床して21時に就寝という規律正しいもの。入院当初は「この経験でむしろ箔がつく」と更生する気もさらさらなかった朝倉だったが、親から毎月送られてくる手紙で次第に気持ちが変化していった。さらに、毎月、親が面会にも来ていたようで、「自分が心配されているなと感じてしっかりしなきゃ」と思い始めたと明かした。

 少年院生活は16歳から18歳まで1年4か月。出院後、自分が逮捕された直後に母親が「自分の育て方が悪かった」と泣いていたと知った朝倉は、「大切な人を泣かせてまでヤンチャする意味って何?」と疑問を抱いたのだとか。そして、「自由をはき違えていた」と気づき、「ここで捕まってよかった」という考えになったらしい。

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