ヒカル&ラファエルが示した“男気” アリーナツアー中止のレペゼン地球に驚くべき支援を申し出る
金持ちYouTuberのヒカルが4月26日、「レペゼン地球アリーナツアー中止でDJ社長に電話…ヒカル動きます」と題した動画を投稿した。
新型コロナウイルス感染拡大防止を受けて、アリーナツアー中止を決定したレペゼン地球。同グループは、YouTuberではなくあくまで音楽ユニットであるという気概から、公式チャンネルの動画に一切広告をつけていない。ライブが収入の生命線でなのだ。そのため、今回の決定が大きな痛手になったことは想像に難くない。
ヒカルには、いわゆる「VALU騒動」で勢いを失いかけた時期に、積極的にコラボを引き受けてくれたレペゼンへの恩義がある。そこで何か手助けできることはないかと思い立ち、今回、レペゼン地球のリーダー・DJ社長へ直接電話をかけた。
最大月収2億円のヒカルにとって、大金をDJ社長に渡すことは簡単だ。しかしヒカルは、「自分とレペゼン地球は対等で、横並びという関係だからこそ良い」との考えから、そのフェアな関係がお金によって崩れてしまうのではないかと危惧した。
そこでヒカルは、DJ社長から課題をヒアリングした上で、3つのことを取り決めた。
1つは、アリーナツアーのために用意していたライブグッズを、ヒカルがインフルエンサーとしての影響力を駆使して売り切れるよう取り計らうこと。「もし仮に売れ残ったら俺が全部買い取るから」と約束し、DJ社長は「マジっすか!?」と驚きをあらわに。
2つ目は、ヒカル×レペゼン地球のコラボグッズを製作し、売り上げのすべてをレペゼン地球側に寄贈すること。これも売れ残った分はヒカルがすべて買い占めるという。その対価は、「レペゼン地球のメンバーを1回ずつ動画で使える権利」とした。
そして最後の3つ目は、コロナ禍が終息し、レペゼン地球のライブが開催できるようになったら、そのライブにヒカルが協賛すること。それに加えて、ヒカルは「なんやったら、1曲だけ俺とのコラボ曲作ってよ」とお願い。これをDJ社長が快諾したため、1曲限定でヒカルがレペゼン地球のライブに演者として参加することも決定した。
ヒカルは「面白いことしようよ。中途半端なことやってもおもろないしさ。逆にこういう時やからこそ、何か俺らにしか出来ひんことをしたいというか。単純に助けてくれって視聴者に言うよりも、視聴者を楽しませてそれでお金を稼ぎたい」と言い、DJ社長も「間違いないですね」と首肯した。