iPhone・iPadにゼロデイ脆弱性、日本の携帯キャリアもハッキング標的
Appleは脆弱性を認め、iOS修正
Appleのスポークスマンは、iPhoneとiPadでメール用にAppleが提供しているソフトウェア「Mail app」に脆弱性があることを認め、修正を施し展開すると『Reuters』に述べている(参考:https://www.reuters.com/article/us-usa-apple-cyber/flaw-in-iphone-ipads-may-have-allowed-hackers-to-steal-data-for-years-idUSKCN2242IK)。
サイバーセキュリティ業界で、Appleはデジタルセキュリティのスタンダードが高いと見られてきた。
しかし今回明らかになったハッキングへの脆弱性は、長年に渡り多くの人々に影響を与えてきた可能性がある。iPhoneは、最も人気のスマホで、約9億台が世界中でアクティブに使用されており、iPadもあわせるとその数は実に10億台を超えると言われている。
ユーザーとしてできることは、最新のiOSがリリースされ次第、アップデートすることだろう。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。