『テラスハウス』東京編・第26話ーー新メンバー・ビビ&快&トパス加入で、一気に国際色豊かに
スタジオでは、YOUが「リリーが愛華にいく可能性、全然あるんで」とリリー参戦の可能性をほのめかすと、山里亮太(南海キャンディーズ)もまた「『お前、あの子紹介しろよ』って言って」とのっかる。YOUが、男子部屋でトパスがベッドを選んだときの真似をして、「『わかりました、年功序列ですから』」と渋い声で切り返すと、スタジオは爆笑に包まれた。
男女ともに新メンバーが揃うと、さっそく女子部屋・男子部屋では、お互いの印象について率直な意見が飛び交う。新メンバー男子の印象について、ビビは「見た目的には……快のほうかな、私は」と告白すると、愛華もすぐに「エロい、あの声カッコいい」と同意した。続いて、凌に恋する花もまた「今までの男子でいちばん話しやすいかも、私」と、快に好印象を持っている様子。一方で、トパスについては、愛華がイケメンだと評しつつも「まだ絶対、隠れてる部分たくさんあるから」と推測する。どうやらポテンシャルが“未知数”だと感じているようだ。真面目すぎるトパスは、勢いのある凌や快に競り負けずに恋愛できるのだろうか。これからの活躍が気になるところだ。
男子部屋では快が「3人女の子いたじゃん? その中だったら誰が一番いいなと思う?」とトパスに話題を振る。やや悩みつつ「先輩から教えてくださいよ」と返すトパスに、快は大きな声で笑いながら、「ビビ、すごいパワー持ってると思う」と即答。よく笑う子が好きだという快は、ビビの快活な様子が気に入ったようだ。トパスは「僕、決して明るいほうではないから……」と、現在の女子メンバーに圧倒されている様子。確かに、花とビビの底抜けの明るさは、初対面のトパスにはパワーが強すぎたようにも見える。快はそんなトパスに愛華を勧めていた。
花の「凌さんに会いたくなったわー」という声が、女子部屋に響く。花の恋を進展させたいビビは、「聞いてみようかな『花のこと、どう思うの?』」と声を弾ませた。しかし、凌の恋愛に関するスタンスを聞くと、ビビは「凌くんのそういう話、すごく理解できる。何か楽しみだね。会ってみたくなった」と、凌に興味があるようなそぶりも見せる。花と愛華が凌に好意があっても、決して臆しないのがビビのスタイルのようだ。出演が決まったときにも、男子3人とも「ロシアに連れて帰っちゃうかも」という内容のことを茶目っ気たっぷりにコメントするなど、強気な側面を持っている。一人暮らしの長かったビビが、はっきりとした性格の花や、自我が強い愛華と衝突せずに生活できるのかにも注目したい。
グローバルな新メンバーが集まり、活気が増したテラスハウス。その一方で、国によるマナーや価値観の違いが、今後浮き彫りになってくるだろう。日本語が母国語でないメンバーもいるため、必ずしも言葉で伝え合って解決できるとは限らない。お互いの気持ちをどれだけ慮れるか、がキーポイントになりそうだ。
■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter
■番組情報
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』
2019年5月14日よりNetflixにて毎週火曜に新エピソード先行配信(4週に1週休止)
2019年6月11日よりFODにて毎週火曜深夜0時に配信予定(4週に1週休止)
2019年7月よりフジテレビにて、地上波放送予定
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