『テラスハウス』東京編・第25話ーーペッペの告白に春花が出した答えは? 流佳の嬉し涙と突然の卒業ラッシュも
ペッペの告白に対して、春花が考えをまとめ、返事をしようとするシーンで終わった第24話。今回はその春花の導き出した答えが明らかになるところから始まった。
春花は“よく考えた”と前置きした上で、ペッペに「すごくよく考えて……うーん……付き合うとは思わなかった」と伝える。付き合いに至らなかった決め手については、「2カ月間一緒に住んだじゃん、テラスハウス。でもその間でペッペと私が二人でしゃべったのってあんまり……(なかった)」と明かす春花。ペッペが忙しかったこともあり、二人はなかなかデートに行けなかった。春花はそんな心の距離が気がかりだったのだろう。ペッペは締め切りの前日に、辛辣な結果を目の当たりにすることになってしまった。
今回ペッペは、事の顛末をすべて英語で凌に説明するという珍しい姿を見せる。日本語ではなく、英語で話すペッペはいつもより勢いがあった。冗談を織り交ぜつつも、失恋したことによる動揺が大きかったからか、いつもより早口で話を進めていくペッペ。今回の春花との出来事について「最終的には3回しかデートに行けなかった」と振り返る。凌はそれに対して「できることは全部やったもんな」と友の健闘を讃えた。「友達から恋愛に変わるとき、それが下手なんだ。いつもふられるか友達のままのどっちがなんだ」と自身の恋愛について語るペッペは、やはりどこか悲しそうだ。ルックスも良く、会話上手で盛り上げ役のペッペが、恋愛には不器用だという意外な姿が明らかになった。さらにペッペの「彼女がいなくなると知って気付いたんだよ。僕がここにいた理由の一つは、彼女のこともあったからだって」という言葉からは、卒業の意思が漂う。
一方で、リビングには流佳と春花の姿が。お互いに伝えたいことがあると言い、見つめ合う。先に春花が卒業することを切り出した。流佳は「知っていた」と言い、「結論を言うと俺も明日の夜言う予定だった」と続け、卒業することを打ち明ける。ついに初期メンバーが全員卒業を迎えるテラスハウス。いよいよ本格的に次のステップに移るときがきた。
流佳は、自身の卒業のためにテラスハウスメンバーにサプライズを用意していた。それは、テラスハウス内で散々バカにされた“ブロッコリーパスタ”をオリジナルレシピにアレンジして、リベンジすること。料理教室に通い、先生と練ったレシピで、ブロッコリー入りのカルボナーラ“カルボッコリーパスタ”を作る。麺から手作りで、トロフィエパスタと呼ばれる細く短いパスタを使ったカルボッコリーパスタに、一同は感激。そんな様子を見て、思わず泣き出す流佳に凌は心配そうに「どうしたの? めちゃめちゃ美味しいよ?」と声をかける。流佳は「うれしかった、料理を褒めてくれて」と絞り出すように口にした。一つの失敗で腐らずに、パワーアップしてみんなに披露する強さこそ、流佳の魅力だろう。