ヒカキンが『ドクターX』に出演! YouTuberの“カメオ的起用”は今後も続く?

 昔だったらこんなわずかばかりの登場に、期待して見ていた人、特に見過ごしてしまった人は怒りそうなものだ。けれども今の時代、Twitterという即時共有型のメディアがあることで、どこに登場したのか検索をかければすぐにわかる。むしろ、Twitterをのぞいてみると、ヒカキンが登場したシーンの画像を取り上げて、「いたいたHIKAKINさん!」「ヒカキン冒頭にいたんやな」「横顔ですぐ分かったよ」と、ファン同士で盛り上がって軽度のバズを起こしている節さえある。

 ヒカキンのTwitterフォロワー数は317.4万人(11月15日現在)。そのうちの数パーセントが今回の『ドクターX』を見ただけで、視聴率やTwitter上での反響として、かなりの効果が期待できるのは言うまでもない。今後、視聴率が欲しいテレビ局サイドにとって、ヒカキンをはじめとした人気YouTuberの「どこにいるのか見つけてください」的カメオ出演は魅力的な施策として定着していくのではないか。

■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。

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