中村蒼、理想の家は総額4億円の豪邸? VR再現で「より具体的な夢を描くことができた」
俳優の中村蒼が、年間約400棟のデザイン住宅を手掛ける建築設計事務所・フリーダムアーキテクツデザイン株式会社のVRサービス「ミエール」のイメージキャラクターに起用され、本日11月13日に都内で開かれた「フリーダムアーキテクツデザイン 新CM&新サービス発表会」に登壇した。
ミエールは、平面図から作成した3Dモデルの内部をVRで自由に歩くことができ、さらに動画化した3D図面を自宅でも見ることができるサービス。イメージした家と完成した家との隔たりを最小限にし、デザイン住宅の購入に対する印象をカジュアルなものにする。
サービス開始に伴い、新CMもスタート。発表会では、中村がフリーダムによって建築されたお洒落なデザイン住宅を探検するCMが流れ、「かなり素敵で広いですし、こんな家に将来住めたらなと思うくらい完成された家でしたね」と実際に訪れた家の印象を話した。
発表会では、ミエールのサービスで中村の理想とする住宅を再現した。中村がこだわりとするポイントは3点あり、地方からやってきた両親を迎え入れられる「ゲストルーム」、“ピュアサウナー”として最近ハマりだした「サウナ」、バーベキューを楽しむことができる「屋外スペース」の存在。ここで、フリーダムアーキテクツデザイン株式会社 建築事業開発部部長の長澤信氏が登場し、スクリーンに映るVR映像を解説していった。
外からあまりプライベートが見られない、しっかりとした外観。家に入ると、中庭を中心とした広々としたリビングが見えてくる。2階は中庭があることにより、広さ以上の広さを体験できるリビングに。3階にはマスターベッドルーム、さらには子供が遊んだり勉強をする、スタディスペースがあり、1階、2階のリビングから子供の様子を見渡せるような構造になっている。長澤氏は「ご家族と友人を大切にしている方だったので、これから繰り広げるドラマが起きる仕掛けを散りばめています」と語る。
中村がこだわりのポイントにあげていたサウナも広々とした作りに。ゲストルームは、ホテル仕様となっており快適な時間を過ごすことができる。中村が幼少期にサッカーをやっていたということから、地下には子供と一緒に遊べるようにと、フットサルができるほどのスペースを用意。
屋上には、2つに分かれた屋外スペース。シチュエーションによって、違うテイストの空間を楽しむことができる。
長澤氏は、エミールのサービスについて、「設計段階から全て3次元で作っているので、2次元で書いたものを外に出してパーツを作る、といったことを一切していないんですね、我々が今回設計をしている時も、自分でVRゴーグルを被ったり、立体で見ながら全て検証をしてやっています」と従来の設計方法を一新したサービスであることを説明。自分の理想とした家をVR映像で内見した中村は「想像以上のお洒落さだったので、住むのは緊張しそうな家ですけど、より自分の夢が広がりました」と感想を述べた。
その後、代表取締役社長の鐘撞正也氏から契約の提案書が渡され、今回設計された中村の理想とする家の販売価格が4億円と伝えられる。鐘撞氏曰く、設計料、家具代を含め、業界的には相場価格とのこと。額を聞いた中村は「あの映像を見ていたら、それはそうだろうなという値段と、それを聞いて驚いている自分がいます」と笑みを浮かべた。最後に、中村は「実際に書いたものをこうやって見ることができて、より具体的な夢を描くことができました」と会見を締めくくった。
(取材・文=渡辺彰浩)