乃木坂46白石麻衣&松村沙友理、ハワイで“これまでとこれから”を見つめ直す

 3日目には、イルカ大学の学長・イルカゆりか氏の指導のもと、イルカウォッチングスポットと呼ばれるウエストショアでイルカ探しの航海へ。見事イルカと泳ぐことに成功した2人。ゆりか氏の「人生つらいことないと成長できないからね。日本で頑張ってると、こんなことしたいなって自分のためにって、そういうことってある?」「めっちゃ頑張ってるよね、本当。27歳で」という投げかけに松村は「やばい、もう泣きそう。めっちゃ頑張ってる」と涙を流し感情が溢れ出す。

 松村は「仕事はいっぱいしてるけど、プライベートはあんまり何もしてこなかったなって思っちゃう。それが嫌じゃないけど、気づいたら年数が経ってて、人生の経験があんまりない」と本心を明かし、ゆりか氏は「27歳なんてまだ人生これからだよ」「綺麗な涙だね。泣きたい時はいっぱい泣けばいいんだよ」と優しく励ました。

 最終日の夜は、ワイキキビーチでハワイの夜空を彩る打ち上げ花火を観賞。花火を待つ間に松村はハワイの旅を通して「1回リセットできた気がする」と話し始め、「私たちさ、1期生で27歳になって、下の子たち、15歳の子とか見てると焦っちゃうじゃん。でも、ゆりかさんと話してると、これからまた始められることもいっぱいあるんだなって思った」「27歳でこんだけいいかもって思えてるってことは30代、40代はもっといいのかも」と今後の人生に希望を見据えた。

 そして、話題はこれからの乃木坂46に。松村の「結成された時とだいぶ変わったじゃん。グループの色というか。これからどうなるんだろうね?」という問いかけに、白石は「メンバーも大幅に変わったし、新しい子も入ってきて。変わってほしくない部分というか、変わらない部分はたくさんあるんだと思うんだけど、そこに新しい色をプラスして、これからももっと大きいグループになっていってほしいなって思う」と返答。松村は「続くかな、乃木坂ちゃん」と素直な疑問を述べ、「いつか私たちが卒業した後も、モーニング娘。さんみたいにさ、ずっと続いてたら子供に自慢できるじゃない? 『お母さん、このグループだったんだよ』って」と自身が卒業した後の未来を想像し、白石も「卒業生とかでもう一回集まって、レアなその時だけのCD(を出すとか)。また違うと思うな。いいね、楽しみだね、これからも」と自分たち、そして乃木坂46の未来に思いを馳せた。

 次回の『#乃木坂世界旅』は、11月16日、17日に齋藤飛鳥と星野みなみのスペイン旅が放送される。

(文=汐華熱波)

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