PS5の本体デザインがリーク デザインコンセプトは「レトロフューチャー」?

PS5の本体デザインがリーク デザインコンセプトは「レトロフューチャー」?

 ソニーがPlayStation 5(以下、PS5)を開発中であることは既報の通りだが、ついに本体デザインがリークされた。そのデザインは、Apple製品に見られるような無駄を省いたクールさよりは、前世紀のゲーマーが夢想しそうな特徴的なもののようだ。

デザインは「バズ・ライトイヤーのバックパック」に類似?

 総合メディア『GBR』は22日、PS5の本体デザインがリークされたことを報じた。このデザインの情報源は、ブラジルで発見されたソニーの特許文書である。発見された特許文書だけではPS5のデザインと結論づけることは難しかった。しかし、レースゲーム開発で有名でPS4に『DiRT4』をリリースしているイギリスのゲームスタジオCodemasters所属の開発者Matthew Stott氏が、そのデザインのデバイスはPS5対応ゲームの開発キットでありスタジオがすでに持っている、とツイートしたことでリークの信憑性が高まった(ツイート自体はすでに削除されている)。このデザイン画像に関してはTwitterのスレッドが立ち、多くの海外ゲーム開発者が活発に議論している(下のツイート参照)。


 ゲームメディア『THE GAMER』が21日に報じた記事では、同メディアのゲームライターのPS5本体デザインに対するコメントがまとめられている。リークされた本体デザインで特徴的なのは、本体内部のチップを冷却するために設けられたと考えられる換気口である。また、その換気口部分がローマ数字で5を意味する「V」のようになっている。こうした外見に対して、ゲームライターたちは「(アニメ『トイ・ストーリー』シリーズに登場する)バズ・ライトイヤーのバックパックのようだ」「90年代のゲーム雑誌に掲載されたような偽のプロトタイプ」などと評し、クールさよりは「レトロな未来」を感じたことを強調している。

 なお、実際にリリースされるPS5は今回リークされた本体デザインを採用しない可能性も大いにあることに留意すべきである。

クロスプラットフォーム対応が広がる?

 PS5の本体デザインがリークされた同じ時期にあたる21日、ゲームメディア『Event Hubs』はPS5タイトルではクロスプラットフォーム対応が拡大すると報じた。記事によると、ソニーワールドワイドスタジオの社長を務めるShawn Layden氏が一部のファーストパーティ・タイトルが今後はほかのゲーム機でもプレイできるようになるクロスプラットフォーム対応となることを示唆したのだ。

 ソニーのファーストパーティ・タイトルとして想定されているのは『アンチャーテッド』シリーズ、『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズといった人気シリーズである。こうした人気シリーズがクロスプラットフォーム対応した場合、プレイヤー数の増加は見込めるものもPS5の販売台数には貢献しないかも知れない。

 『Event Hubs』の記事では、対応するプラットフォームとしてGoogle Stadiaの名前を挙げている。しかしながら、ソニーがPS5タイトルをStadiaでもプレイ可能とするかどうかは疑わしいものがある。というのも、ゲーム機に依存せずに高品質なゲームを配信するStadiaは既存のゲーム機ビジネスの枠組みを解体するポテンシャルを秘めているからだ。既存ゲーム機ビジネスをけん引してきたソニーが、最大のライバルであるStadiaに易々と自社の財産を提供するとは考えにくい。

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