Snow Man「ガチオーディション」動画から見えた、メンバー各々の個性的な魅力とそれを認める愛
今回、阿部、宮舘、佐久間が撮影現場に来たのは、そんなドラマに出演したいという目論見から。中尾監督に直談判すると、オーディションが開催されることに。そこであらわになったのは、演技力以上に、それぞれの個性的な魅力とそれを認めるメンバーの愛だ。
トップバッターを務めた宮舘は、長ゼリフがまったく出てこなくなり、いつもの余裕たっぷりの貴族のような佇まいはどこへやら。その様子を見た渡辺が「久しぶりにタジタジしてる舘様を見た」と幼馴染ならではのリアクションを披露。普段から器用にこなしていく宮舘のピンチを、さりげない一言で笑いに昇華していくやさしさに、ほっこりとせずにはいられない。
2番手の阿部は、ジャニーズきっての秀才ぶりを発揮。カワウソの種類など、カタカナが多いセリフもほぼ完璧に暗記してみせる。もちろん、最後のカッコいいアドリブもしっかりキメた阿部に、メンバーも手を叩いて大喜び。「3分で(覚えたの)?」と目を丸くする目黒、「すごいすごい」と興奮するラウールの姿にデビュー後、阿部の頭脳に多くの人が驚く姿を想像した。
そして、ラストはSnow Manのムードメーカー、佐久間だ。この日も冒頭から果敢にボケて絶好調だったが、オーディションのセリフはちょっぴり怪しい仕上がりに。すると、残念ながら佐久間だけ落選の知らせが。そこに岩本がすかさず「ごめんな、よかったんだけど。俺らより佐久間に目がいっちゃうから」とフォローを入れる。
オーディションをしたにも関わらず、最終的には阿部が宮舘にじゃんけんで勝ち、ドラマ出演が決定。あんなに長いセリフを瞬時に覚えられるにも関わらず、今回はセリフなしの出演というのは実に残念。いつか「これは阿部ちゃんじゃないと無理だった!」と言われるような長丁場にチャレンジできることを願わずにはいられない。
阿部も出演する『簡単なお仕事です。に応募してみた』は、8月19日の深夜25:04〜の放送予定。4人の安定感ある演技力はもちろんのこと、阿部が『ジャニーズJr.チャンネル』のステッカーを持って登場するシーンを、ぜひチェックしてほしい。
(文=佐藤結衣)