ロシア当局がAppleを独禁法違反の疑いで調査 日本の公取委も動く
日本でも公正取引委員会が動く
今回のKaspersky Labs社の訴えを受けたロシアの調査だが、実は類似したケースは世界中でいくつも起こっている。
Appleは、アメリカ国内で合衆国司法省の独占禁止法の調査を受けたほか、EUでは、Apple Musicの競合相手であるSpotifyが「独占禁止法違反」だとしてAppleを提訴している。
そして、日本の公正取引委員会も、日本の取引企業に対して、Appleに知的財産権の侵害や優越的地位の乱用があった可能性を調査していると各メディアが報じている。同時多発的に世界各地でAppleに対して起こったこれらの訴えについて、どのような判断が下されるか注目だ。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。