ほのばびの“真っ直ぐな想い”届かず……ゆいと巡る三角関係に終止符 『オオカミちゃん』第4話
ゆいとはほのばびを振るとき、かなり悩んでいる様子で、なかなか言葉が出てこず、最後まで手こずっていた印象だ。ほのばびは焦ってしまい、そんなゆいとを受け止めて、答えを待ってあげる余裕がなかった。初対面の時から三角関係だったゆいと、ほのばび、あいり。このたび、その関係性に一旦終止符が打たれた。ここまで一途に一人の男性を想い続け、玉砕していく様子を見ると、ほのばびが“オオカミちゃん”である可能性は低いように感じる。
一方であいりは、実はゆいとが好きだとはっきりとは公言していない。ゆいとに対しても「いちばんしか決まってない」と言っただけで、それがゆいとだとは明言していないのだ。ゆいとは自分だと思ってにやけているが、実際あいりはかずま(ミッチェル和馬)との太陽LINEデートにも顔を出すなど、怪しい言動が見受けられる。“オオカミちゃん”である可能性も……。
ほのばびの恋が儚く散った第4話では、時を同じくしてゆうか(鈴木ゆうか)もプチ失恋している。かずまを諦めてひろむ(黒田昊夢)の好意を受け取ろうか悩んでいた。ゆうかはひろむという自身のことを想ってくれている相手がいるが、ほのばびはゆいと一直線だっただけに、“他の誰か”がいない。ほのばびの涙は失恋だけでなく、取り残されてしまった焦りの意味もあったのだろう。果たして、ほのばびは新しい恋を見つけられるのか。次回はついに中間告白が待ち受けている。
■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter
■番組情報
『オオカミちゃんには騙されない』
毎週日曜よる10時~11時放送
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