メンタリストDaiGo、宮迫博之と吉本興業の謝罪会見を比較「宮迫さんは模範的。岡本社長は……」

 メンタリストのDaiGoが7月26日、自身のYouTubeチャンネルにて、雨上がり決死隊の宮迫博之と吉本興業社長・岡本昭彦氏の謝罪会見について比較したうえで私見を述べる動画を投稿した。

 吉本芸人の闇営業報道に関連した一連の騒動の影響を受けて、謝罪会見を開いた宮迫と岡本社長。2人の会見についてDaiGoは「対照的な謝罪でしたよね」と述べ、宮迫の会見を「感情のこもった模範的な謝罪」「やるべきことが全部詰まっている」と高く評価。一方の岡本社長の会見を「あれが普通。企業の謝罪ってあんなもんです」「やってはいけないことが全部入ってる」と見解を示した。

 続いて、モントクレア州立大学が発表した謝罪会見に関する調査の分析結果を引き合いに出し、「謝罪にはやるべきこと、やってはいけないことが4つずつ存在する」としたうえで、宮迫の謝罪がなぜ優れているのかを説明すべく、その理由を列挙し始めた。

 DaiGoが最初にポイントとして挙げたのは「被害者が聞きたい言葉を使っていたこと」。「会社を裏切ってしまった」あるいは「自分を信じてくれた先輩に嘘をついてしまった」「詐欺被害者の人たちに申し訳ない」と、被害者一人ひとりに対して、適切な謝罪の言葉を投げかけていたことを褒めたたえた。一方の岡本社長は「記者の人に謝っちゃったりだとか、言い訳をしたりしていた」とし、「こうなっちゃうと責任転嫁しているように見えちゃうんですよ」とダメ出しも。

 2つ目のポイントは「被害者を想定して、誰に謝っているかをはっきりさせていたこと」。「常に被害者に向けて言葉を発していた」と言い、3つ目のポイントを「罪を償うために相手が納得する『行動』を用意して謝っていた」とした。宮迫は「被害者の人たちに申し訳ないので、啓蒙活動をしていきたい」と会見で発言しており、それに対してDaiGoは「あれ、すごいうまいと思うんですよ」と一言。「なぜかというと、啓蒙活動って慈善事業なんですよ。慈善事業に対して『これはよくない!』なんて言えないじゃないですか」とし、「しかも、多くの人を救える戦略なので、非常に良い方法で、素晴らしいと思いました」と賛辞を贈った。最後となる4つ目のポイントとして「客観的に語って言い訳しなかったこと」と挙げ、「自分のとった行動や発言に、解釈の余地を与えないでひたすら客観的に語って謝罪することが大事」と述べた。

関連記事