『Nintendo Labo VR KIT』海外の反応は? ガレージVRは最高だが、長時間プレイには不向きかも……
ハイラルでずっと遊べる?
以上のように評価される一方で、欠点も指摘されている。以下では、指摘された欠点を紹介する。
「ミニゲームはみんな興味深かったが、すぐに飽きてしまった」(The Next Web)
「プレイヤーが見ているVRディスプレイをテレビ画面で見ることができないというVRコンテンツ全般に見られる閉鎖空間的な性質のせいで、プレイしていないヒトはゲームから切り離されているようにように感じてしまう」(Nintendo life)
「(VRキットを持ち続けていると)とても疲れてしまい長時間プレイすることはできない。わたしはOculus Riftで何時間もプレイできるが、VRキットはそうはいかない。」(DESTRUCTEDID)
「わたしは『スーパーマリオ オデッセイ』と『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(下の動画参照)がVR対応したらプレイするつもりだが、長時間快適にプレイできるかどうか心配している。」(Gamerader)
以上のように、複数のメディアが長時間プレイに関する懸念を表明している。今月26日にゲーム前編VR対応するゼルダに関しては、長時間プレイができないようだと美しく造形された(ゲームフィールドである)ハイラルを堪能できなくなってしまい、VR対応の意味も薄れてしまうのだろう。逆に言えば、VR対応版ゼルダが長時間プレイに耐えうるものとなれば、Nintendo SwitchはVR対応ゲーム機として高く評価されることになるだろう。
トップ画像出典:Nintendo Labo VR KIT 紹介映像より画像を抜粋
■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi