VR空間を紹介する「STYLY Gallery」が大幅リニューアル 埋め込みプレイヤー機能も追加に
VRクリエイティブプラットフォーム「 STYLY 」を提供する株式会社Psychic VR Labは、STYLY Editorを活用して公開されたVR空間を紹介する「STYLY Gallery」の大幅リニューアルを実施した。
STYLYとは、WebブラウザのみでもVR空間制作が可能なVRクリエイティブプラットフォームだ。STYLYを活用すると、コンセプチュアルなショップ空間やインスタレーション、ギャラリーなどクリエイターのイマジネーションを際限なく表現した多彩な空間を構築することができる。
MacやWindowsに対応しており、VR対応型PC以外の普及型パソコンでも稼働する。また、MAYA, Blenderなどの3Dソフトはもちろん、Youtube、SoundoCloud、Instagramといったサービスと連携しているので、複雑な操作なしに各種素材を取り込み、空間制作に活用することができる。
今回、アーティストが保有するWebサイトなどに、公開したVR空間を埋め込むことができるSTYLY埋め込みプレイヤー機能を始め、サイトの利便性を高めるためのUI・操作性の改善、アーティストや空間のフォロー機能など様々な便利機能が追加された。
STYLY埋め込みプレイヤー機能
本機能はSTYLY Galleryに公開されたVR空間をWebサイトなどに埋め込める機能だ。建築・空間デザイン・ゲーム・ファッション・音楽など様々なジャンルのポートフォリオとして活用することができる。
作品を公開した後、STYLY Galleryへアクセス。公開した作品紹介ページのSNSシェアボタン横にある黒い「< >」ボタンをクリックすると、埋め込み用コードが表示されるので、コピーして、対象サイトに追加するだけで利用が可能となる。
STYLY WebプレイヤーのUI・操作性改善
本リニューアルに伴い、VR空間をWeb上で3D体験できるSTYLY Webプレイヤーの改善も実施した。
・全画面表示に対応
・キー操作で移動可能に。WASDキーで前後左右。EQキーで上下に移動できる。
・移動スピードの変更が可能に
・視点の高さ固定に対応
STYLY Galleryに便利な機能を複数追加
マイリスト機能
気になった空間を保存し、自分だけのリストとして一覧化できるマイリスト機能が追加された。その他にも好みのアーティストをフォローする事で、新規に公開された作品をマイページのHomeタブに自動表示させるアーティストフォロー機能も追加され、後から作品を体験する事が容易になった。
Galleryで制作した空間の管理が可能に
今まではSTYLY Editor上でのみ作品管理が可能だったが、今回のアップデートでSTYLY Galleryのマイページでも管理ができるようになった。Galleryから直接、STYLY Editorの起動も可能だ。
カテゴリの新設
Art、Fashion、Music、Entertainment、Architecture(コンテンツがまだないため、現状非表示)の5カテゴリを新設。カテゴリ毎に空間を探すことができるので、簡単に好みのVRコンテンツを見つけることができるようになった。
(文=編集部)