ヒカキン、『踊る!さんま御殿!!』初出演でまさかのミス!? 明石家さんまに睨まれるも、強烈な印象を残す

 その後しばらくして、またさんまから「ヒカキン、お願いします!」と振られ、「僕は女性に言いたいことがありまして……女性って愚痴が多いじゃないですか?」とさっきと同じことを言い始めると、共演者からは「あれ? デジャブかな?(笑)」という囁き声が。すると、さんまは「デジャブいうたら、さっきの放送しなきゃいけなくなるやないか!(笑)」とツッコミを入れ、ヒカキンも「僕もカットされると思っていたんですけど、放送されるんですか!?(笑)」と返し、会場は爆笑に包まれていた。

 さらに、“ヒカキン劇場”は続く。よゐこの濱口優が「妻の携帯電話の待ち受け画面に二次元のイケメンが設定されていた」という話を展開していると、ヒカキンもそれに便乗。「昔、付き合っていた人が男性アイドルの写真を待ち受けにしていた時……“スー”(口をすぼめて空気を吸い込む音)ってなりますよね」と、YouTuberの性ゆえか、表情筋の駆動で嫉妬心を表現して見せたのだ。

 それがテレビタレントたちには異質に映ったらしく、「その吸い込み何!? 伝わらへん!(笑)」と指摘した鈴木紗理奈をはじめ、明らかにスタジオの関心がヒカキンの“吸い込み顔”へと移行。ここで、ヒカキンは待ち受け画像の話を諦めて、自身の変顔の話にシフトしてもよかったのだが、元来真面目なトップYouTuberのこと、段取りをしっかりと追うことに集中し、「待ち受け画像の話」を続行。それを見て鈴木は「マイペースやわ! 私たち色々聞いてるのに全然無視してしゃべって、すごい自己中な人やな!(笑)」と冗談交じりにツッコミを入れ、ヒカキンは「一人でずっと何か作っているので、周りの声が一気に入ってくるのが、聞けてないんですね……!」と、タジタジに。ちなみに、このヒカキンが披露した“吸い込み顔”は、今週の『踊る! ヒット賞!!』に選ばれていた。

■こじへい
1986年生まれのフリーライター。芸能・スポーツ・音楽・カルチャーのコラム・リリース記事から、ゲームのシナリオ、求人広告まで幅広く執筆中。

関連記事