「バの音楽事情」第10回
「バの音楽事情」第10回 バーチャルYouTuber総集編(後半)富士葵ら全19組
バーチャルYouTuberの音楽シーンを楽曲紹介という形で追っていく、「バの音楽事情」第10回後半。前回に引き続き、2018年のバーチャルYouTuberにおける音楽の中でも、筆者が特に気になったものをアーティスト単位で総ざらいしていく。
前回の記事:「バの音楽事情」第10回 バーチャルYouTuber総集編(前半)キズナアイなど全20組
MonsterZ MATE
狼男のアンジョーと吸血鬼のコーサカによる二人組のバーチャルYouTuber兼アーティスト。普段から自分たちがバズってないことをネタにして来たが、最近『Vtuber紅白歌合戦』がきっかけでついにバズった。コーサカは「高坂はしやん」として音楽イベント『VIRTUAFREAK』にも出演している。
天神子兎音
バーチャルYouTuberとしてはかなり早い時期である7月にオリジナル楽曲「フーアーユーなんて言わないで」を公開。キャラクターデザインは涼宮ハルヒでもお馴染みのいとうのいぢである。
Alt!!
3人組バーチャルアイドルグループ。現在までに2曲のオリジナル楽曲を投稿し、2018年12月30日には初のワンマンライブを開催。大盛況のうちに幕を閉じた。
Hop Step Sing!!
こちらも3人組バーチャルアイドルグループ。Gugenkaとの共同で製作されたVRミュージックビデオのクオリティが凄まじいので、VR機器を持っている方には絶対に視聴してもらいたい。
YuNi
バーチャルシンガーとして活動中。初のオリジナルソング「透明声彩」で著名なトラックメイカーであるYUC’eを起用。VARKで行われたVRライブでは新曲「Winter Berry」を披露した。
東雲めぐ
元はバーチャルSHOWROOMerの女の子だったが、バーチャルYouTuberとしてのデビューも果たした。オリジナル曲である「ぐみのうた」は振り付け動画も公開されており、子供からの人気も高い。
富士葵
歌うま系バーチャルYouTuber。えのぐと同じレーベルであるUNIVERSAL MUSIC JAPANからメジャーデビューを果たした。現在の姿になる前にはクラウドファンディングを行っており、2000万円以上の支援を集めている。
GEMS COMPANY
スクウェアエニックスが運営する、総勢12名のバーチャルアイドルグループ。作曲にはMONACAが参画するなど、クオリティはガチ中のガチである。
まじかるどーる
UUUMに所属するバーチャルYouTuber。最初は二人だったが、徐々に新メンバーが増えて現在は5人である。YouTuber的な動画投稿が多い一方で、アイドルとしての楽曲も定期的に公開している。