SixTONES「JAPONICA STYLE」ダンス動画と各自の経歴に見る“スポ根マンガに通じるアツさ”
そして「ダンスは苦手」だと言いながらも、抜群の運動神経でキャリアを誇るメンバーに食らいついてきた青いジャージ姿の髙地優吾。動画では京本を軽々と持ち上げる男らしさを見せ、軽やかにステップを踏む。普通の学生だった彼がアイドルとして成長を遂げているのを感じられるのも、ファンにとってグッとくる動画となっている理由だろう。
こうして6人を改めて振り返ると、生まれも育ちもバラバラ過ぎる。それでも、SixTONESとしてまとまりを感じられるのは、きっと一人ひとりが極上の負けず嫌いだからだろう。偉大な先輩のもとで、練習に励み、世界のスターに挑んでいく。SixTONESの「JAPONICA STYLE」には、ある種のスポ根マンガに通じるアツさがある。応援する喜び、努力が報われていく快感を共に味わうのは、今からでも遅くない。
(文=佐藤結衣)