Amazon Echoと会話しファッションを決める AMBUSH®とAmazonのコラボ施策レポート

 AMBUSH®とAmazonのコラボアイテムに身を包んだVERBALとジェームズは、時折談笑を交え和やかな雰囲気で会見はスタート。司会から、今回のポップアップストアがAT TOKYOにおいてどんな位置づけてあったかを聞かれると、ジェームズは「今回やりたかったことは、AMBUSH®のような最前線にいるブランドと共に、ファッションと音楽を融合させるということです。Amazonの音楽とデバイスを融合させるのに、最適であると思い今回の企画を実現しました」と語った。

 また、VERBALは実際に店舗に設置されたAmazon Echoの感想を問われると「これからアレクサのようなAIを利用したプロダクトを通して、新しい体験をショップでしていただきたい。今回はその第一歩として、素晴らしい取り組みができたと思います」と晴れやかな表情。ファッションとテクノロジーの融合に期待をみせた。さらに同様の内容を聞かれたジェームズは「私どものやっていることは、できるだけ障壁を取り去りたいということです。お客様ができるだけ色々な形でショッピングを楽しめるようになったら嬉しい。アレクサによって、お客様はより商品の”近く”に寄れると思いますし、その経験はお客様にとってもより良い経験になるはず」と答えるなど、従来の形にこだわらない新しい形の「店舗」を追求していく2人の姿が見て取れた。

 今回のポップアップストアでは3月のショー以来、再度AMBUSH®にフォーカスを当てた取り組みとなる。これについて、なぜAMBUSH®であったのかとジェームズが問われると「AMBUSH®は常に先を行っているブランドであり、我々がミュージックとデバイスを融合させるには最適なブランドであったということが挙げられます。YOONさん、VERBALさんともに非常にいい関係で仕事ができて、『またぜひやってみたい』という運びでこうなりました」と説明。さらに「ファッションというのは、ただの洋服ではなくて、人は着ているものに愛着を持つ。それは音楽もデバイスも同じで、人の人生を変えるという意味では、全て共通しているものだと思います」と話し、取材は終了した。

(取材・文=Nana Numoto)

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