Apple、新型iPad Pro、MacBook Air、Mac miniを発表 確実な進化に海外メディアは高評価
海外メディアは高評価
テック系メディア『Techrsdar』は、新しいiPad Proを前モデルと比較したレビュー記事を公開した。デザインやディスプレイといった主要仕様を比較すると、iPad Proは明らかに前モデルより良いものになっている。しかしながら、同製品は廉価なノートPCに匹敵する価格に上昇してしまっている。それでも、同製品には他のタブレット端末が色褪せて見えるほどの魅力がある、と高く評価している。
Apple製品専門メディア『Macworld』は、今回の発表においてMacBookシリーズではなくMacBook Airシリーズの新モデルがリリースされたことを高く評価している。というのも、MacBook Airシリーズが更新されたことで、Apple製品のラインナップからウェッジ型ボディのノートPCがなくならずに済むからだ。さらに、新しいMacBook Airは142,800円のエントリーモデルのMacBookより安く買えることが高評価のポイントだとしている。
テック系メディア『Ars Technica』は、Mac miniをレビューした記事を公開した。同記事は、新しいMac miniが前モデルと比較して大幅に処理能力を向上させながら、製品のサイズが大きくならなかった点を高く評価している。そして、オフィス等でMac miniを複数台使用する時には、同製品を積み重ねればスペースを節約できるだろう、と述べている。
今回のApple新製品の発表では、Face IDやTouch IDのようなiPhoneシリーズで実装して実績のある最新技術を他の製品にも水平展開する、という傾向が見てとれる。こうしたiPhoneを先頭としたApple製品の確実な進化は、今後も継続されるだろう。
トップ画像出典:Apple「10月特別イベントページ」より画像を引用
■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi