『Marvel’s Spider-Man』を200%楽しむためのニューヨーク歩き方ガイド
猛スピードでニューヨークの摩天楼をスイングする。それが『Marvel’s Spider-Man』最大の魅力ではないだろうか。しかし、今作の魅力は爽快な移動や戦闘だけに終わらない。本物のニューヨークを精巧に模して作られた、マーベル世界のニューヨーク(マンハッタン島)の探索も、移動や戦闘に引けをとらないほどエキサイティングなのだ。
ニューヨークの建築探訪
『Marvel’s Spider-Man』のニューヨークには、実在する有名な建築物とマーベルユニバースとの繋がりを思わせる建築物が混在している。建築物の再現度はどれも高く、「ランドマークトークン」を手に入れるために写真を撮って素通りするだけではもったいない。幸いスイングができるおかげでバス賃もタクシー代もいらないのだから、心行くまでニューヨークを観光してみよう。
エンパイア・ステート・ビルディング
1931年に竣工されワールドトレードセンターのノースタワーができるまでの間、「世界一高いビル」として名を馳せた名所エンパイア・ステート・ビルディング。現実では不可能な壁登りで、その高さを体感してみてほしい。そして、頂上からダイブして地上まで急降下するスリル。スパイダーマンならではの高層建築物の楽しみ方だ。
アベンジャーズタワー
MCUファンにはお馴染みのアベンジャーズタワー。デザインは映画版のものよりもシンプルになっている。頼れるパパ代わり、アイアンマンことトニー・スタークは今作には未登場だが、スタークの開発したスパイディスーツは着用することができる。
サンクタム・サンクトラム
ドクター・ストレンジの自宅兼仕事場サンクタム・サンクトラム。こちらは世界中に3ヶ所あるうちのニューヨーク支部だ。特徴的な丸い窓は、ストレンジが所有する時間を操るペンダント「アガモッドの目」と同じデザインになっている。
ワカンダ大使館/シムカリア大使館
それぞれ建築的に凝った意匠が施されているわけではないが、ワカンダはブラックパンサーことティチャラが統治する架空の国。シムカリアは今作にも登場するキャラクター、シルバー・セーブルの出身国だ。大使館の近くには国連があり、国連前に並ぶ国旗にはワカンダのものも見つけられた。
自由の女神とスタテン島フェリー
ニューヨーク・アメリカといえば自由の女神像だが、残念ながら自由の女神はマンハッタン島ではなく、マンハッタン島南部に位置するスタテン島にあるため今作では訪れることはできない。しかしマップ南部の海岸線まで行けば、遠くに自由の女神を確認できた。
ちなみに『スパイダーマン:ホームカミング』でバルチャーに真っ二つにされていたオレンジ色のフェリーは、マンハッタン島とスタテン島間を航行するフェリーで実在する。もちろんゲーム内でも見ることができるので、覚えておいてほしい。