AIが次に使うアプリを予測&提案? ソニーモバイルのフラグシップモデル「Xperia XZ3」が発表
ソニーモバイルは同社のフラグシップモデルとなるスマートフォン「Xperia XZ3」を発表した。国内では、秋冬モデルとしての取り扱いが期待できる。
AIが次に使うアプリを予測し、提案する「サイドセンス」
「Xperia XZ3」は「Xperia XZ2」と比べてよりベゼルを細くし、一体感のあるデザインを実現。ベゼル部にはタッチセンサーを利用した「サイドセンス」機能を搭載している。「サイドセンス」はよく使うアプリを最大8件、最大7日間にユーザーが利用したアプリを曜日や時間、場所によってAIが分析を行ない、ユーザーが次に開くアプリを予測して提案してくれるというもの。アプリの立ち上げ以外にも、Wi-Fiやフラッシュライトのオン・オフも「サイドセンス」から操作可能だ。
ディスプレイは液晶から有機ELへ
ディスプレイは18:9のワイドサイズで、6.0インチとなる。解像度は2,880×1,440ドット、本機種から液晶から有機ELへと変更されており、本機種の最大の特徴ともいえる。さらに、HDR再生をサポートすることで、搭載している1,900万画素のカメラを使って撮影できる 4K HDR動画を「Xperia XZ3」本体だけで楽しむことが可能だ。
そのほかにも、HDRでない動画をHDRレベルまで補正して動画を再生する「X-Reality for mobile」や高輝度、広色域、高解像度を表現する「トリルミナスディスプレイ for mobile」、音や映像に合わせてバイブが振動する「Dynamic Vibration System」がXperia XZ2から継続して搭載している。
AIを活用したXperia XZ3のカメラ
「Xperia XZ3」に搭載するカメラについては、メインが1900万画素のシングルカメラで、他社が積極的に採用しているデュアルカメラには追従していない。「Xperia XZ3」のカメラは4K HDR動画撮影やフルHD動画でのスーパースローモーション撮影などが可能。AIがユーザーがカメラを使う動作を検出し、カメラが自動起動する機能を搭載している。具体的には、画面がオフの状態で「Xperia XZ3」を横向きに持ち替えた場合、電源などをオンにしなくてもカメラが自動で起動するというものだ。起動した時点で被写体へフォーカスや測光を行っており、瞬時に撮影できる。