iOS12 beta 5の解析から予測される、次期iPhoneの新仕様 デュアルSIMに横画面表示も?

次期iPhoneの仕様予測進む

HomePodからも直接通話可能に

 iOS12 beta 5の解析によって、次期iPhone以外のApple製品の新仕様も明らかになっている。9to5Macは、AppleがリリースしたスマートスピーカーであるHomePodから直接通話できるようになるだろうことも報じた。

 現在のHomePodでは、まずiPhoneから通話を開始した後に音声の出力先として同スピーカーを選択することができる。ところが新iOSをインストールして同スピーカーを起動すると、「パーソナルリクエスト設定」画面に、メッセージの送信やメモの作成に加えて電話がかけられるという内容の文言が表示されるようなった(下の画像参照)。こうしたことから、新iOSが正式にリリースされた後には、同スピーカーから通話が可能となるのが濃厚なのだ。ちなみに、同スピーカーの競合製品であるGoogle HomeとAmazon Echoでは、アメリカなどの一部の国でスマートスピーカーどうしでの通話が可能となっている。

画像出典:9to5Mac「iOS 12 beta 5 confirms HomePod will add support for making phone calls」

 もっとも、HomePodがアップデートされたとしても、まだ日本語対応版の販売は未定のようだ。しかし、9to5Macがサポート文書に書かれた対応言語に「日本語」という記述があることを報じていることから、Appleが日本語版の開発が進めていることが明らかになっている。

 次期iPhoneの発表が例年通りの9月だとすると、発表まで残り1ヶ月余りと見られる。世界が注目するその日に向けて、今後ますますリーク情報や憶測が報じられるだろう。

トップ画像出典:MacRumors「Apple's Upcoming 6.5-Inch OLED 'iPhone X Plus' to Support iPad-Style Landscape Mode

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。
Twitter:@kohkiyoshi

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