超特急 カイ「プロジェクションマッピングがオススメ」 細田守監督『未来のミライ展』開会式レポート

 展覧会が開幕となるテープカットを終えると、細田監督と超特急を交えての囲み取材がミライの等身大フィギュアのそばで行われた。『サマーウォーズ』で細田作品に惚れ込んだユーキは監督へ向けて「声優さんへのこだわりはあるんですか?」という質問をぶつけていた。「役者に限らず、合う人がいればどんな分野の人でもお願いしたいなと、いつも思っているのでぜひ今度オーディション来てください」と返答し、それにユーキは食いつくように「声がいいメンバーが多くてそれぞれ個性も強いので、ぜひともオーディション行かせていただきたい!」と即座に応じていた。

 リョウガは細田監督作品にはなぜケモノ要素が多いのか尋ねた。それに監督は「昔のディズニーや、東映の長編アニメーションには子供や動物がたくさん出てきたんですよ。でも、最近はあまり出てこないじゃないですか、子供や動物って。だから自分が小さいころに見た、子供や動物がワイワイしているのを今の子たちにも見せてあげたいなと思って作ってますね」と、ケモノ要素が多い謎が判明した。その流れで「細田監督作品の歴代ヒロインのなかで誰が好きか」と聞かれると、すぐさまカイは「真琴!」と答え、「深く悩んだり、プリンを食べたいがために時をかけてしまったり、人間らしさを持っていてすごく好きです」と理由を述べた。その後、順に「『サマーウォーズ』の夏希ちゃん。ちょっと強気な性格がいいですね」(リョウガ)、「ミライちゃんですね。理由はまだ汚れてないからです! 純粋で素直な子だなと思いました」(ユーキ)、「『バケモノの子』の楓ちゃん。勉強を教えてくれるんで(笑)」(ユースケ)、「『おおかみこどもの雨と雪』の花ちゃんがすごく好きで、面倒見がよくて頑張り屋なところに心打たれましたね」(タカシ)、「僕もミライちゃんかな。ミライ展にきて、ミライちゃんとかくんちゃんの良さが分かったので、早く映画が見たいです!」(タクヤ)と、各々がヒロインのどこに惹かれているかコメントした。

(取材・撮影=聖☆あべさん)

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