「pixivFANBOX」、全クリエイターに開放! サービスの特徴と今後の課題に迫る

 ピクシブ株式会社は4月26日、「pixivFANBOX」(ファンボックス)を全クリエイターに開放した。「pixivFANBOX」は、ファンがクリエイターを継続的に支援することで、創作活動を支えていくファンコミュニティだ。2016年12月から一部のユーザーを対象にサービスを開始していたが、今回から一般ユーザーも利用可能となった。

「pixivFANBOX」

 pixivといえば、イラスト投稿サイトという印象が強いかもしれないが、イラスト以外にも、マンガ、小説、テキスト、音楽、写真、動画、ゲームなどのコンテンツが投稿でき、幅広いジャンルのクリエイター層の利用を想定している。今回スタートした「pixivFANBOX」の特徴は以下3点だ。

 一つ目は“応援したいクリエイターをいつでも、すぐに支援できる”。ファンはクリエイターが設定した支援プラン(月額制)から、自分にあったプランを選び、クリエイターを応援できる。一方クリエイターも創作活動に共感してくれるファンによって、収入を得られるというメリットがある。

 二つ目は、“クリエイターと交流できる”。クリエイターは支援してくれたファンに対して、限定公開の投稿が可能で、ファンとの特別なコミュニケーションの場を提供できる。これによってクリエイターとファンが、クローズドな空間で、より親密な交流を楽しめる。

 そして、“誰でも登録可能”。「pixivFANBOX」はアカウントの登録費用が一切かからない。アマチュアやプロに関係なく、誰でもクリエイターとして登録が可能だ。クリエイターは、毎月の支援総額から決済手数料5%を引いた金額を受け取れる。また、サービス利用料は、2018年末まで無料(2019年以降は支援総額の5%)となっている。

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