中国製スマホの進化止まらず? HUAWEIがLeicaカメラ×AI搭載「HUAWEI P20 / P20 Pro」発表
AI搭載でより快適に
これらのカメラをアプローチするのが「HUAWEI P20」と「HUAWEI P20 Pro」に搭載するSoC、Kirin 970である。Kirin 970は「Mate 10 Pro」にも採用された同社のフラグシップSoCだ。NPU(Network Processing Unit)が積まれており、ユーザーの使い方に合わせて処理性能を最適化してくれるAIである。
このNPUがカメラを使ううえでも、重要な役割を果たす。カメラで被写体を写した際に、文字や食べ物、風景、花など19に分類されたカテゴリーを自動認識し、被写体にあった色合いやコントラストで撮影したり、光学手ブレ補正とAIによる手ブレ補正を組み合わせたHUAWEI AISを搭載することで、誰でもハイクオリティーな撮影ができるようになるのだ。
AIはカメラのサポートだけに留まらず、アプリ処理の高速化、通話時のノイズ削減、バッテリー消費量の最適化などを行なったりもする。
価格と発売日について
日本で発売するアナウンスは現時点で入っていないが、これまでの実績をみる限り「HUAWEI P20」と「HUAWEI P20 Pro」が発売する可能性は非常に高いといえる。
「HUAWEI P20」はヨーロッパ市場で4GB RAM / 128GB ROMモデルが649ユーロ(約8.5万円)~で既に発売している。「HUAWEI P20 Pro」は6GB RAM / 128GB ROMで899ユーロ(約12万円)で4月6日に発売される。
筆者は普段から「Mate 10 Pro」を使っているが、バッテリーの持ちが非常に良いうえにカメラ性能も高く、とても満足している。それよりも更にパワーアップを果たした「HUAWEI P20」と「HUAWEI P20 Pro」の国内展開を期待している。そうなった場合、価格どれほどになるのかも注視していきたいところである。
ソース:HUAWEI P20 / P20 Pro
■佐々木翼
モバイル製品などのガジェットに詳しいフリーライター。
モバイルメディアの「ガジェットギーク」も個人運営している。