『逆賊の幕臣』に眞栄田郷敦、奥野壮、山中崇、長塚京三が出演 “強そう”な朝廷側の人物に

 松坂桃李が主演を務める2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の新たな出演者として、眞栄田郷敦、奥野壮、山中崇、長塚京三の4名が発表された。

 本作は、忘れられた歴史の“敗者”=幕臣の知られざる活躍を描くエンターテインメント作。主人公は“勝海舟のライバル”と言われ、日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗上野介忠順。なぜ小栗は明治新政府に「逆賊」とされ歴史の闇に葬られたのか。

 主人公・小栗を松坂が演じ、脚本を『おかえりモネ』(NHK総合)、『きのう何食べた?』(テレ東系)などの安達奈緒子、制作統括を『半分、青い。』、『今ここにある危機とぼくの好感度について』、『作りたい女と食べたい女』などのNHKドラマを手がけてきた勝田夏子が担当する。

 今回出演が発表されたのは、江戸の幕府に京からプレッシャーをかける朝廷の面々を演じる新キャスト4名。

 孝明天皇役を演じるのは、『どうする家康』(NHK総合)で武田勝頼役を務めた眞栄田郷敦。激動の幕末前夜に即位し、数え年23歳の年にペリー来航を迎える“モノ言う帝”だ。国の安寧を守ろうと慣例を破って幕政に意見し「攘夷」を要求していくが、幕府が通商条約を無断で調印したため激怒。天皇の不満が大義名分となり、過激な尊王攘夷派が勢いを増していく。眞栄田の大河ドラマ出演は、今回が2度目となる。

 明治天皇役には、大河ドラマ初出演となる奥野が起用された。孝明天皇の第二皇子で、父帝の急死により数え年16歳で天皇となり、「大政奉還」「王政復古の大号令」を経て新政府が発足するなかで新時代のシンボルとなっていく役どころだ。

 岩倉具視役を演じるのは山中。貧しい下級公家の次男として生まれながら、公家らしからぬ野心と弁舌で異彩を放ち、孝明天皇のもとでフィクサーとなっていく人物を担う。

 鷹司政通役は長塚が演じる。長塚は『花神』『草燃える』『おんな太閤記』『独眼竜政宗』『炎立つ』『篤姫』『花燃ゆ』に続き、大河ドラマ出演は8作目となる。30年以上にわたり准摂政・関白・太閤として朝廷に君臨し、10代で即位した孝明天皇を導く古き朝廷の権化を体現する。

 制作統括の勝田夏子は「当ドラマの朝廷は『はんなり』というより、むしろ『強そう』です。眞栄田郷敦さん演じる孝明天皇の、ナイーブさを併せ持ちながらも力強い瞳。奥野壮さん演じる明治天皇の、若々しさ、清新さの中にある品格。山中崇さん演じる岩倉具視の、忠臣的振る舞いの裏にある隠しきれない策士ぶり。そして長塚京三さん演じる鷹司政通の、朝廷のドンとしての老獪さと風格。小栗さんと幕臣たちは大ピンチです。どうぞお楽しみに!」とコメントしている。

コメント

眞栄田郷敦(孝明天皇役)

孝明天皇は、強い好奇心と「神の国である日の本」への誇りと信念を持ちながらも、御所の中で育ち、外の世界を直接知らない若き帝だと感じています。
大きく時代が動いていく中で、異国への恐れや怒りだけではなく、初めて民の姿を見たことで「自分が守るべき国」の実感が変わっていく。
その繊細な変化と自分の言葉一つが政治を揺らし、人々を動かしてしまう。その重さと危うさも丁寧に演じていきたいです。

奥野壮(明治天皇役)

歴史ある大河ドラマに出演させていただけること、それだけでも大変光栄なことですが、
今回、明治天皇を演じさせていただくことに、身の引き締まる思いと同時に、大変恐縮しております。
時代の大きな転換期に、若くして即位され、幕末から明治維新へと至る激動の時代を歩まれた明治天皇。
そのお姿を私なりに解釈し、歴史に寄り添いながら、丁寧に演じられればと思っております。
大河ドラマ『逆賊の幕臣』、ぜひお楽しみに。

山中崇(岩倉具視役)

歴史の裏で暗躍した野心家。岩倉具視という人物を知れば知るほど、
この役を担当出来ることにとてもワクワクしています。
下級の貧しい公家出身でありながら、ゆくゆくは500円札の肖像にまでなった人物。
きっと時流を読む鋭い嗅覚を持っていたのではないでしょうか。
幕末という歴史の大きな変革期に、何を見つめ、どんなあしたを夢見ていたのか。
今に響く作品となるよう、しっかりと務めます。どうぞお楽しみに。

長塚京三(鷹司政通役)

捕らぬ狸の皮算用で済むならまだしも、虎の尾を踏んでは敵わないので、軽々に口にし難い「意気込み」です。
ただ公武の二重構造の中で、オポチュニストを自認して恥じることのないこの作品の政通さんは、只処世術に長けていただけではなさそうだ。
既存の体制を最終形態として、何とか保守するという「忠誠心」もあるのではないですか。それが政通さんの中では、「政」から「お上」をお守りすることに通じていた。
宮廷言葉に上方言葉、幾分下世話な「ぼやき」の散りばめられた、安達先生の台詞が素晴らしい。勿論、そのままやらせて戴きます。

■放送情報
『逆賊の幕臣』
NHK総合ほかにて、2027年1月放送開始
出演:松坂桃李、大沢たかお、青木崇高、高橋光臣、宮野真守、芝大輔、荒川良々、宅麻伸、ふかわりょう、神尾楓珠、岩田剛典、北村一輝、瀧内公美、齋藤潤、飯尾和樹、草川拓弥、ANI、甲本雅裕、眞栄田郷敦、奥野壮、山中崇、長塚京三 ほか
脚本:安達奈緒子
制作統括:勝田夏子、深川貴志
プロデューサー:大越大士、南野彩子、藤原敬久(展開・プロモーション)
演出:西村武五郎、末永創、川上剛、田中諭ほか
公式サイト:https://www.nhk.jp/g/blog/p9fp_zpgrr6q/
公式X(旧Twitter):@nhk_taiga2027
公式Instagram:@nhk_taiga2027

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