イモトアヤコ主演ドラマ『再生のウズメ』に白洲迅、市毛良枝ら出演 主題歌はレトロリロン
10月3日より東海テレビ・フジテレビ系で放送がスタートするイモトアヤコ主演の土ドラ『再生のウズメ』の追加キャストとして、白洲迅、市毛良枝、菅原大吉、大原梓、相島一之、前田美波里、柴野晃太朗の出演が発表された。
本作は、漫画家・天堂きりんが『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中の同名コミックを実写映像化するヒューマンドラマ。人生の“再生”をテーマに、ひきこもり生活を送る元子役の女性が、便利屋での仕事を通して少しずつ社会や人とのつながりを取り戻していく姿を描く。
主人公・田村ウズメは40歳、ひきこもり歴12年。かつては人を笑顔にする役者を夢見た子役だったが、28歳のとき、ある出来事をきっかけに役者をやめ、実家の部屋に引きこもってしまう。それから12年、結婚もせず、働きもせず、自堕落な日々を送るウズメを見かねた母・咲子は、ついに「便利屋」を呼び、娘の部屋の片付けを依頼する。
田村ウズメを演じるのは、連続ドラマ初主演となるイモト。小学4年生の時に学芸会で「こぶとり爺さん」の主役を演じ、人を笑顔にできる役者の仕事に興味を持つという役どころだ。脚本を手がけるのは、『幸せカナコの殺し屋生活』(DMM TV)の鎌田智恵、『そこから先は地獄』(日本テレビ系)の早船歌江子ら。演出は、映画『今日、恋をはじめます』の古澤健らが担当する。
ウズメの人生を大きく動かす便利屋・救ちゃんの代表・興梠(コオロギ)役を演じるのは白洲。ドライなようでいて的を射た発言をする、掴みどころのないキャラクターだ。
ウズメの母・咲子役には、2026年デビュー55周年を迎える市毛が起用された。咲子の夫でウズメの父親・久仁彦役は菅原が務める。
また、便利屋・救ちゃんのスタッフとして、ホステスとして働きながら代行業に携わる小田切舞役に大原、“謝罪のプロ”と評される動画配信者・鳩山繁則役に相島が扮する。
救ちゃんを支えるレンタル衣装店経営のニコ・スミス役には前田が決定。ニコの孫でメイクを担当する鮫島奏役には、新人の柴野が抜擢された。原作者・天堂からの推薦で「大人でも子供でもないアンバランスな時期を体現できる人」として起用されたもので、柴野は「ワタナベ次世代オーディション2024」で1万5000人の応募のなかから準グランプリを獲得した経歴を持つ。
また、オープニングテーマは、レトロリロンの書き下ろし楽曲「Dear」に決定した。
コメント
白洲迅(興梠侑誠役)
原作や脚本から感じた事に通ずるのですが、興梠自身、とても“人”が好きな人物なんだろうなと感じました。時折見せる影のような表情であったり、人間味をしっかり持ちながら演じられたらと思います。
原作は“人”がとても丁寧に描かれている作品だなと感じました。
ポップな雰囲気で物語が進みながらも、気がつけば、芯を食った人間模様の描写に引き込まれている自分がいて、一気に読み進めてしまいました。
夕方テレビを見ていたら、『最近便利屋さんではお墓参り代行の依頼が増えている』という内容のニュースが流れていて、「へぇ〜こんなことも代行してくれるのか〜」と関心を持った矢先に、オファーをいただきました。
小さな巡り合わせを感じながら、この出会いを大切に、作品づくりをしていきたいと思います。
ウズメの人生の再生はもちろんですが、ウズメさんを通して、興梠を含めた登場人物の心を再生していく物語でもあると僕は感じました。
見てくださった方々の心を少しでも温かくできるような作品にできたらと思いますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
市毛良枝(田村咲子役)
咲子さんは、ごく普通に真面目に生きてきた中で、ある日、娘が引きこもってしまった。ただ、日常はいつも暗い顔をしているわけにはいかないので、普通の家族の日常を大切にしながら、できるだけリアルに存在したいと思っています。
原作や台本を読んでいて、私もウズメかも…と思いました。たまたま俳優を続けさせていただけていますが、ひとつ何かを掛け違えていたらウズメのように自宅で映画見て文句言ってたかもしれないな、と(笑)。そういう意味でこの物語は特別なお話ではなく、どこにでもある物語なんだなと思います。
「ひきこもり」やそういった問題も偏見で決めつけず、もっと普通のこととして捉えて良いんじゃないかなと思います。形は違っても、身近に同じような人はたくさんいると思います。
この作品を通して、少しでも理解が広がったら嬉しいです。
三次元化することで、原作のウズメや咲子の姿、声、動きと違うと感じる方もいると思います。
そこは、原作の人物像をなるべく裏切らないよう、私たちなりに頑張って再現しています。
何卒お手柔らかに、よろしくお願いいたします(笑)。
菅原大吉(田村久仁彦役)
娘のことを本当に大切に思っている気持ちを一番大事にしながら演じていきたいと思っています。一方で、ウズメは40歳、親としてどうしたらいいのか悩むところも表現しつつ、寄り添う父親でいたいですね。
この作品を見て「自分ももうちょっと頑張ろうかな」と思ってもらえるように、僕たちもシナリオを大切にしながら、演者やスタッフの皆さんと一緒に作品を成長させていきたいと思っていますので、優しい目で見ていただけたら嬉しいです。
大原梓(小田切舞役)
舞が最初に登場した時は、とても明るくて、周りを盛り上げようとする子なのかなと思いました。
ですが、読めば読むほど、その明るさの裏には想像を絶する痛みを抱えてきたんだと感じました。
その経験があるからこその舞の温度感や人との距離感、繊細さと芯の強さを大切に演じていきたいです。
いろんな事情や悩みを抱えた登場人物たちが出てきますが、まずは気軽に観ていただけたら嬉しいです。
「再生」というテーマも、いろんな捉え方があると思うので、それぞれの感じ方で楽しんでいただけたらと思います。
相島一之(鳩山繁則役)
すごく軽いテイストで読み始められるんですが、読み終わった後には、「生きてていいんだよ」「失敗したっていいんだよ」と、ちょっとパワーをもらえるようなメッセージが込められていて、すごく素敵な作品だなと思いました。
シゲちゃんは基本的には楽しくその場を盛り上げるような人ですが、やっぱり何かを抱えている。だからこの作品のテーマは大切にして演じたいですね。
シゲちゃんの決め台詞もバンバン言っていこうと思っておりますので、どうかそれも楽しみに見てやってください!
前田美波里(ニコ・スミス役)
原作を読んで、本当に人が引きこもってしまうきっかけは、些細なことなんだなということを感じました。
ニコさんはとってもあったかいおばあちゃんなんでしょうね。少し離れたところから優しく見守っていて、みんなが何か足りない、困っているなという時には、ふっと寄っていき、そっと手を差し伸べてフォローしてあげない。
特にニコさんは、周りの方の関係性ができてから、そこに自然と立っていなければいけない役柄なので、皆さんとの関係性を見ながら、徐々に役を作っていきたいと思います。
どこにでもいるようなおばあちゃんですが、時々ふっと息抜きする時には、私を見てくださいね!
柴野晃太朗(鮫島奏役)
今回、初めてこんな大役をいただいたので、嬉しさがある一方、「自分に務まるのか」という不安もありました。
監督さんをはじめ、携わる皆さんの作品への熱量を肌で感じ、その不安が期待に応えたいという気持ちに強く変わっていきました。
奏が家族との関係の中で抱えてきた「周りに期待しない部分」や「逃げたい」という葛藤を軸に、大切に表現していきたいです。このドラマを通じて、鮫島奏としても、柴野晃太朗としても成長していく姿にぜひご注目ください。
松本圭右(プロデューサー)
このドラマは人が誰にも見せない部分で抱えている「痛み」や「傷」がテーマのひとつです。そんな「痛み」や「傷」をなかったことにするのではなく、そのしんどさも含めて人生を肯定できる物語にしたいなと思っています。
そんな中、原作や企画書、台本を読んでいただき書き下ろしていただいた「Dear」のデモが届いたのですが、まさに聞く人の人生を「そのままでいいよ」と肯定してくれるようなやさしさに溢れていて、思わず涙が止まらなくなりました。
生きることにしんどさを抱える主人公・ウズメだけでなく、ドラマを見てくださる皆様の心にも寄り添ってくれる「Dear」が、ドラマ映像とどうリンクしていくのかもぜひ、楽しみにお待ちください!
レトロリロン
今回「再生のウズメ」という素敵な作品に携わらせて頂けることになりました。
書き下ろしのお話を頂き、この作品を読ませていただいた時に思ったことは「人と人」でした。
僕は人生の中には「偶然に見える必然」みたいな出会いがあると思っています。そのタイミングは正直誰にも分かりませんし、ただ自分が必然だったのだと思いたいだけなのかもしれません。ですが、僕はその一つ一つの偶然の中にある必然が、人に「愛情」というものを考えさせ育むのだと思っています。
「再生のウズメ」との出会いが僕にとって「愛情」を再考するきっかけになりました。
感謝の気持ちを込めて「Dear」という曲を書き下ろさせて頂きました。
直接伝えるのが難しい沢山の気持ちを、自分なりの言葉で書き残す。そんな手紙のような楽曲です。
お互いの出会いを忘れず、慣れず、話し、大切にしていって欲しいなと思います。
■放送情報
土ドラ『再生のウズメ』
東海テレビ・フジテレビ系にて、10月3日(土)スタート 毎週土曜23:40〜放送
出演:イモトアヤコ、白洲迅、大原梓、柴野晃太朗、前田美波里、相島一之、菅原大吉、市毛良枝
原作:天堂きりん『再生のウズメ』(祥伝社『FEEL YOUNG』連載中)
脚本:鎌田智恵、早船歌江子ほか
演出:古澤健、渋谷未来、加治屋彰人、水取拓也
企画:稲吉豊(東海テレビ)、伊藤真保(東海テレビ)
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、河角直樹(東海テレビ)、古林都子(The icon)、渋谷未来(The icon)
音楽:鈴木ヤスヨシ
オープニングテーマ:レトロリロン「Dear」
制作:東海テレビ/The icon
©天堂きりん/祥伝社 FEEL COMICS