小池栄子、北香那の芝居に「勉強になりました」 “王道の刑事ものではない”フジ火9に自信

 7月7日より放送がスタートするフジテレビ系火9ドラマ『さよならノワール』の座談会公開収録が7月4日に東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われ、主演の小池栄子をはじめ、共演の北香那、岡山天音が登壇した。

【30秒予告第2弾】新火9ドラマ「さよならノワール」7月7日スタート!

 本作は、犯罪被害者支援室に所属する元“マル暴”刑事と心理学者が、犯罪被害者や遺族に寄り添い、再び人生の歩みを進めることができるよう支援していく警察ヒューマンドラマ。小池が主人公の元“マル暴”刑事・黒木夏海を演じ、北がその相棒となる心理学者・白石絵梨子を務める。

(左から)小池栄子、北香那、岡山天音

 脚本は井上由美子が手がけ、演出は河毛俊作が担当する。井上と河毛は、これまで『ギフト』(フジテレビ系)や『きらきらひかる』(フジテレビ系)などでタッグを組んできており、本作は『パンドラⅣ AI戦争』(WOWOW)以来、8年ぶりのタッグとなる。

 共演には、荒川良々や味方良介、濱尾ノリタカ、利重剛、眞島秀和、岡部たかし、浅野和之、戸田恵子、渡部篤郎らが集結。犯罪被害者支援室を中心に、警察組織内の人間模様と、事件の裏側にある痛みが描かれる。

小池栄子

 冒頭のあいさつで、小池は「4カ月間、いいチームのもと、なかなか今までにないような雰囲気の、大人なドラマができたと思っています。楽しみにしていただきたいです」と作品への手応えを口にした。自身が演じる黒木については「とっても難しかったです」と率直な思いを明かした。小池はこれまで「白黒はっきりさせるタイプの、明るいキャラクター」を任されることが多かったというが、今回は「どちらかというと黒でも白でもない。過去の傷を抱えながら生きているグレーっぽいどっちつかずな女性」と表現した。犯罪被害者支援室の支援員として、被害者や遺族と向き合いながら、自身も過去と向き合っていく役どころ。「なかなか自分にはないキャラクターだったので、お客様にどんな感想を持って届くのかっていうのは始まってみないと分からないなって。刺激的な撮影の日々でした」と振り返った。

北香那

 北もまた、本作の役柄を「自分の中ではチャレンジだった」と吐露した。「こういった役をやらせていただくことがなくて、役柄の雰囲気をどう演じようっていうのがたどり着けなった」と悩んだ時期があったという。答えが見えたのは、撮影前日の夜だった。「ベッドに入った瞬間に、こうやってみようって思いついて。ずっと悩んでいて、どうしたらいいか分からなかったんですが、そこでようやく」と明かし、「それから監督の演出をいただいて、みなさんのお芝居の中で作っていった感覚。楽しかったです」と充実した表情を見せた。

岡山天音

 岡山が演じる西池袋署刑事課強行犯係の鴨居も、複雑な過去を抱えたキャラクターだ。「徐々にあらわになっていくというか。僕自身、鴨居がどういったものを抱えているのか、細かいところまでは手探りで演じていった」とし、「とても大変でしたが、その分すごくエキサイティングな日々でした」と語った。

 小池と北が演じる黒木と白石は、まったく異なるアプローチで被害者支援に向き合うバディ。小池は「勉強になりました」と切り出し、北との芝居について「本を読んでいるときに想像していなかったお芝居を目の前で見られたので、そこでハッとするのがとても刺激的でした」と声を弾ませた。北も「同級生でクラスが一緒だったら交わってない化学反応は面白いと思う」と、対照的な2人の関係性に手応えを見せた。

小池栄子

 撮影現場では、キャストやスタッフと役の捉え方を話し合う時間も多かった。小池は「(演技が)分からなくなったときに聞くと、みんながいろいろな答えを出してくれた」と明かし、休憩中にカメラマンへ「明日のシーンですけど、どう思います?」と相談することもあったそう。スタッフ側からも「僕たちはこう撮ろうとしている。何を大事に撮ってもらいたいですか?」と意見が返ってきたといい、小池は「ワンカットワンカット、妥協せずに向き合ってくれた」と感謝していた。

 重い題材と向き合う中で、現場の空気にも支えられた。「普段は発散型の役が多いので、つらい話が重なるとストレスで。いいストレスではあるんでしょうけど、笑わない役でもありましたし、合間にスタッフさんが寄り添ってくれたっていうのが風通し良くて、ようやく思いっきり息が吸えるなって思いました」と語った。

北香那

 北も「自分の中で消化できないものが出たら、それこそ栄子さんにお話を聞いてもらったり、監督も話を聞いてくださった」と現場を回想し、「みなさんで作り上げたって気持ちが強い作品です」と言葉に力を込めた。

岡山天音

 この日は、タイトルにちなみ、この夏に“さよならしたいこと”についてトークをする場面も。岡山は「汗。代謝とさよならしたい」と答えた。夏場に冬のシーンを撮影することもある俳優業ならではの悩みだといい、本作もやや大変だったとのこと。「鴨居はすごく厚着をしていたので、大変でした。暑かったんですけど、夏の手前でアップしたので安心しましたね」と笑顔を見せた。

 小池は、「脂肪とさよなら」するべく、トレーニングを再開したという。「運動嫌いですが、露出があるような作品がありそうなので、ちょっとしなやかな、筋肉が見えるような体を作りたい」と意気込んだ。北は「起きていないことで慌てるのをやめたい」と告白。「ああしよう、こうしようって対策を取って息苦しくなること。頭が休まらないので、さよならしたいですが、28年間そうなので、難しいかも……」と苦笑いした。

 最後に、放送開始日が七夕であることに絡め、願い事を問われた小池は「観ていただきたい」と回答。「スカッと刑事ものを期待して見られたら、ちょっとテイストが違うかもってなるかもしれないけど、王道の刑事ものではないものを作ったと思う」と本作の個性を強調した。

 続けて「支援室にフィーチャーしたっていうのもありますが、見たことないものができたと思っているので、心くじけず観続けてほしい」と視聴者に呼びかけた。

■放送情報
『さよならノワール』
フジテレビ系にて、7月7日(火)スタート 毎週火曜21:00〜21:54放送
出演:小池栄子、北香那、岡山天音、荒川良々、味方良介、濱尾ノリタカ、利重剛、眞島秀和、岡部たかし、浅野和之、戸田恵子、渡部篤郎 他
脚本:井上由美子
演出:河毛俊作、清矢明子、柳沢凌介
音楽:菊地成孔
主題歌:chilldspot「ドラマ」(RECA Records)
衣装:伊賀大介
心理監修:石橋昭良(臨床心理士/非行臨床研究所)
警察監修:石坂隆昌(ユヌ・ファクトリー)
プロデュース:狩野雄太(スタジオ戦略本部 第1スタジオ ドラマ・映画制作センター)
制作プロデューサー:清家優輝、岸川正史(ファインエンターテイメント)
制作協力:ファインエンターテイメント
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/sayonaranoir-cx/
公式X(旧Twitter):https://x.com/sayonaranoir_cx

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