『リボーン』高橋一生の著しい芝居の変化に注目 “英梨”横田真悠の正体が明らかに

 高橋一生が主演を務めるドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)第2話では、2012年の世界に野本英人として転生した根尾光誠(高橋一生)とNEOXISが再び混じりあい始めていく。驚くのは、NEOXISで光誠の秘書を務めていた英梨(横田真悠)が英人の妹だったことである。

 公式サイトの相関図では「英梨」の表記であった(現在はフルネームに更新済み)が、実は第1話の初登場時にはテロップに「野本英梨」と表記がされていた。筆者は後日もう一度初回を見直した際、そのことに気がついたのだが、そんな小さな伏線が第1話には多く張り巡らされている予感がする。

 NEOXISが社会的信頼を失ったタイミングで英梨は会社を退職し、NEOXIS自体も光誠が転落死し空中分解することになる。兄としてはそんなお先真っ暗な会社への就職を避けるのは当然のこと。コロナ禍で業績を伸ばすこととなるゲーム業界を英人は推薦するものの、なぜか英梨はNEOXISのメンバー・友野(鈴鹿央士)に惹かれていってしまう。すでに人の運命は決まっていて、変えられないのだとしたら。気になるのは、英梨と英人の電話が雷鳴とともに不通になり、そこから英梨が友野と運命かのように出会ったこと。初回には、光誠が夜の亀岡八幡宮で一人拝殿に手を合わせる後ろで、灯篭の灯りがノイズ音とともにふと消えるシーンがあったが、まるで誰かに操られているかのような、手のひらで転がされているかのような描写にも思えてくる。

 もう一つ、第2話で明らかになったのは、転生した先の世界でも根尾光誠はNEOXISの社長として生きているということ。まだ英人と光誠が同時に、つまりは高橋一生が同時に一人二役を演じるシーンは出てきてはいないが、いずれその瞬間が訪れるということだろう。もう一人の光誠の意識はどうなっているのか、まだまだ不明な部分は多いが、光誠を突き落としたのは誰かという犯人探しと並行して、英人と光誠が出会うシーンは大きな山場になりそうだ。

 14年分の未来の記憶を持った英人は、インフルエンサーを使って商店街に人を呼び込み、2014年のソチオリンピックを予測し東郷(市村正親)から1000万円を受け取ることで父・英治(小日向文世)が抱えていた借金を返済することに成功する。先見の明を武器に運命を乗り越えていく物語とも言えそうだ。

 面白いのは、すでに高橋一生による芝居の変化が著しいこと。それは根尾光誠が野本英人として生きていくため至極当然のことだが、コロッケを口にした瞬間の「なんだこれ……。ものすっごいうまいな!」は中の人である光誠本人の叫び。転生する前にはこんなことを言うキャラではなかったことを考えると、すでに光誠自身もあかり商店街にやってきたことで気づかぬ変化が起こっているということだろう。

 英人が更紗(中村アン)に告げた“例の話”とは、予告を見るにどうやらプロポーズのようだが、もう一つ筆者が気になっているのはドラマの副題にある「最後のヒーロー」の真意。主題歌の宮本浩次「I love 人生!」でも〈アイアムヒーロー 最後のヒーロー〉と歌われており、このタイトルにも大きな意味が込められていそうだ。

■放送情報
『リボーン ~最後のヒーロー~』
テレビ朝日系にて、毎週火曜21:00〜21:54放送
出演:高橋一生、中村アン、鈴鹿央士、横田真悠、小日向文世、市村正親
脚本:橋本裕志
演出:藤田明二、麻生学、二宮崇
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:山形亮介(テレビ朝日)、中込卓也 (テレビ朝日)、河野美里 (ホリプロ)、奥村麻美子(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作:テレビ朝日
©︎テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/reborn/
公式X(旧Twitter):https://x.com/@reborn_tvasahi
公式Instagram:https://www.instagram.com/reborn_tvasahi
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@reborn_tvasahi

関連記事