黒木華の“裏の顔”、野呂佳代の“爆発力”、松下洸平の“表情” 配役の妙が光る『銀河の一票』
一方の野呂が演じるのは、茉莉とは対照的に、市井に生きるスナックのママ・月岡あかり。名前の通り、常に明るく、周りを照らすような人物だが全てを失った過去もあるよう。“政治は遠くにあるもの”として過ごしていたあかりは茉莉と出会ったことでまさかの都知事を目指すことになる。
2025年は『ホットスポット』(日本テレビ系)、『なんで私が神説教』(日本テレビ系)、『初恋DOGs』(TBS系)、『フェイクマミー』(TBS系)など、全クールでドラマに出演し、続く2026年には日曜劇場『リブート』(TBS系)に出演した野呂は、ここ数年で名バイプレイヤーとしての地位を確立しつつある。これまでも主人公を陰ながら支えたり、コミカルで笑いを誘ったりとさまざまな役を演じてきたが、ついに本作で主人公のバディ役という大ポジションに抜擢された。
茉莉は表情には出さないかもしれないが、復讐に燃え、心に闇を抱えており、選挙参謀という立場も影のイメージを強くしている。そのため、あかりには底抜けの明るさを期待したいのだが、本作のメインビジュアル撮影時には、野呂が実際に出馬したかのように「皆さん悩みごとはありますか〜! 私は最近、ワンちゃんのごはんで悩んでいま〜す!」と、呼びかけて周囲を笑わせたそう(※)。本作でもパワー全開の野呂の姿に思わず笑ってしまう瞬間が多くなりそうだ。
そして、もう1人注目したいのが、若手議員である日山流星を演じる松下洸平だ。日山は、茉莉の父である幹事長派閥のホープで、茉莉を子どものころからよく知る兄のような存在。父の不正疑惑の解明に奔走する茉莉に手を貸していた、数少ない味方だ。
優しげな瞳に温かな声を持ち合わせている松下は、NHK大河ドラマ『光る君へ』でまひろ(吉高由里子)と淡い恋をする周明役など、共演する女性たちを誰でもかわいらしく見せてしまう力がある。不正を憎み、復讐を誓う茉莉に日山はどのような言葉をかけ、どんな表情をさせるのか。また、政治的には“ライバル”となる2人の関係性がどのように変化していくのかも、本作の見どころといえるだろう。
“選挙エンターテインメント”という新しいジャンルのドラマを、さまざまな期待を抱きつつ、楽しみにしたい。
参考
※ https://realsound.jp/movie/2026/04/post-2355544.html
■放送情報
『銀河の一票』
カンテレ・フジテレビ系にて、4月20日(月)スタート 毎週月曜22:00~放送
出演:黒木華、野呂佳代、渡邊圭祐、倉悠貴、小雪、本上まなみ、岩谷健司、山口馬木也、木野花、岩松了、坂東彌十郎、松下洸平ほか
脚本:蛭田直美
演出:松本佳奈、藤澤浩和、瀧悠輔、稲留武
プロデュース:佐野亜裕美(カンテレ)
制作プロデュース:植木さくら、森田美桜
音楽:坂東祐大
制作協力:AOI Pro.
制作著作:カンテレ、MYRIAGON STUDIO
©︎カンテレ
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