“2人の鈴木亮平”の直接対決がついに実現 『リブート』で見せた俳優としての“真骨頂”

 中学生の頃に、俳優になりたいと思うようになったという鈴木。大学生時代に、演劇サークルで芝居をするようになり、2006年から本格的に演技を学び始めた。その際、鈴木が師事したのは、2013年に56歳という若さで他界した俳優・映画監督の塩屋俊。筆者が鈴木を知ったきっかけは、2010年公開の塩屋監督作『ふたたび swing me again』なのだが、この映画はこれまでに何度も観ている大好きな作品だ。

 以前、鈴木にインタビューする機会があった際、そのことを伝えたところ、それほど幅広く知られている映画ではないのにと、少し驚いた様子だった。鈴木は、塩屋監督が彼に演技というものを教えてくれた師匠であったこと、そして塩屋から学んだ演技方法は、彼の“コア”になっていて、それを自分流にアレンジしながら、今でもずっと続けていると教えてくれた。

 『リブート』をはじめ、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)、『下剋上球児』(2023年)に主演するほか、『天皇の料理番』(2015年)、『テセウスの船』(2020)など、何度も日曜劇場に出演しており、NHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年度前期)ではヒロインの夫役、NHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年)では主人公役と、鈴木の名演技を観られる作品は多々ある。

 映画も、『エゴイスト』(2023年)、『花まんま』(2025年)など、鈴木の主演代表作は数多く、日本を代表する名俳優の1人と言っても過言ではないだろう。その中でも『ふたたび swing me again』は、彼の俳優人生の初期の作品で、記念すべき映画初主演作。鈴木は、ストーリーが進むにつれて、成長していく主人公を好演しており、筆者は何度観ても心をつかまれる。もしも、観られる機会があったら、ぜひこの映画で鈴木の“コア”を感じてほしい。

 『HK/変態仮面』シリーズ(2013年、2016年)や、『シティーハンター』(2024年)のようなコミカルな要素のあるアクション映画での振り切れた演技や、任侠バイオレンス映画『孤狼の血 LEVEL2』(2021年)での徹底した悪役ぶり、前出の『天皇の料理番』での壮絶な役作りなど、さまざまなジャンルの作品で、主演・助演問わず、名演技を披露している鈴木。

 俳優として進化し続けている鈴木が、「“俳優という職業”そのものと向き合う時間」となったと語るほど、濃密な演技を見せ、視聴者を楽しませているドラマ『リブート』。本日放送される第5話での、同場面での彼の一人二役が楽しみでたまらないし、ドラマが後半へと向かう中、どのような結末が待ち受けるのか、ラストまで鈴木の名演技を堪能したい。

参照
https://realsound.jp/movie/2025/10/post-2201363.html

日曜劇場『リブート』

妻殺しの濡れ衣で逮捕されたパティシエの早瀬陸は、悪徳刑事・儀堂歩に追い詰められ、真犯人を見つけ出すため、家族と過去を捨てて儀堂の顔に変わり“リブート”を決意する。

■放送情報
日曜劇場『リブート』
TBS系にて、毎週日曜21:00~21:54放送
出演:鈴木亮平、戸田恵梨香、永瀬廉(King & Prince)、蒔田彩珠、中川大輔、藤澤涼架、与田祐希、上野鈴華、藤田ハル、矢崎滉、野呂佳代、塚地武雅(ドランクドラゴン)、津田篤宏(ダイアン)、伊藤英明、山口紗弥加、池田鉄洋、酒向芳、黒木メイサ、原田美枝子、北村有起哉
第5話ゲスト:マーシュ彩、みりちゃむ
脚本:黒岩勉
音楽:大間々昂、木村秀彬
主題歌:Mr.Children「Again」(TOY'S FACTORY)
プロデュース:東仲恵吾
協力プロデュース:國府美和
演出:坪井敏雄、田中健太、元井桃
製作著作:TBS
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/REBOOT_tbs/
公式X(旧Twitter):@reboot_tbs
公式Instagram:reboot_tbs
公式TikTok:@reboot_tbs

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