『ばけばけ』柄本時生が髙石あかりの“速さ”を大絶賛 「涙が出てくるほど見事でした」

 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』出演中の柄本時生のインタビューコメントが公開された。

 朝ドラ第113作目となる本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の姿が描かれる。主人公・松野トキを連続テレビ小説初出演となる髙石あかり、トキの夫レフカダ・ヘブン役をトミー・バストウが演じる。

 柄本が演じるのは、松江で唯一の舶来品店「山橋薬舗」の店主・山橋才路。薬舗のほかにも西洋料理店を営むなど、多彩な顔を持つ人物だ。柄本は「やりたいことをやる、楽しいことは自分でやらなきゃ気が済まない人なのかなと思っています。台本を読んだ時にふわふわっとセリフを言う印象だったので、真面目なのか真面目じゃないんだかよくわからない、そんな風に見えればいいなと思いながらやりました」と振り返った。

 また、自身は料理が苦手であることを告白。「調理するシーンがなくてラッキーでした。全力で料理をお届けしています(笑)」とコメント。

 ヒロインの髙石とはドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』(テレ東系)以来の共演となる。「相変わらずすばらしい方で、脚本家さんが書いたセリフを髙石あかり自身の人間性に近づけて言うスピードがすごく速い。自分を出しつつ、ちゃんとセリフを言うまでの速さが圧倒的ですばらしいです」と絶賛。第74話でトキにパイナップルで殴られるシーンを挙げ、「その当時つちかったであろう振り向きから撃ちのスピードの速さがさすがでしたね(笑)!」とアクションシーンでの再会を喜んだ。

 第75話で描かれたトキとヘブンの食事シーンについては、「圧倒的にすばらしいものを見させていただいたなという感じです」と感動を露わに。「あかりちゃんとトミーさんの集中力が本当にすごかったですね。それに、セリフの間がどんなに空いても、予定とちょっと違うことが起きても支え合ってお互いにカバーし合える。ずっと一緒に演じてきたからこその、その関係値にすごく感動しました」と、2人の演技力とチームワークを称えた。

柄本時生(山橋才路役)コメント

山橋才路という役について

山橋は薬舗も西洋料理店も営んでいるやり手です。やりたいことをやる、楽しいことは自分でやらなきゃ気が済まない人なのかなと思っています。台本を読んだ時にふわふわっとセリフを言う印象だったので、真面目なのか真面目じゃないんだかよくわからない、そんな風に見えればいいなと思いながらやりました。
僕自身は料理がもう全くダメで。全然得意じゃないので、調理するシーンがなくてラッキーでした。全力で料理をお届けしています(笑)。

脚本などの印象

親しみやすい脚本でかわいいなと思います。そして、大人だなとも思いますね。大人な印象に持っていくための、俳優さんたちの努力も見える作品です。台本を読んでからドラマの出来上がりを見ると、先輩方が、僕が読んでいた感覚とは違うことをされていることもあるので「ああ、なるほど!」とすごく勉強になるし、楽しいです。
美術もすてきで、山橋薬舗から西洋料理店につながる動線の作りが面白くて。隠し扉の先に長い廊下があって、その先に洋食店が広がるんですよ。狭い空間から目線が一気に広がる、あの感動は忘れられないですね。

髙石あかりとの共演

あかりちゃんとの共演は二人とも暗殺者役で出演したドラマ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』以来、2回目です。第74回で山橋がトキにパイナップルでぽかん!とやられたシーンでは、その当時つちかったであろう振り向きから撃ちのスピードの速さがさすがでしたね(笑)!
相変わらずすばらしい方で、脚本家さんが書いたセリフを髙石あかり自身の人間性に近づけて言うスピードがすごく速い。自分を出しつつ、ちゃんとセリフを言うまでの速さが圧倒的ですばらしいです。

印象的だったシーン

山橋の西洋料理店でおトキさんとヘブンさんが対じする食事のシーン(75回)は、圧倒的にすばらしいものを見させていただいたなという感じです。二人が夫婦になった後のあの悩みは、全てのご夫婦に起きる可能性のある話。それでも二人で前に進むというセリフのやりとりが10ページ以上続くのですが、それを一連で撮影したんです。あかりちゃんとトミーさんの集中力が本当にすごかったですね。それに、セリフの間がどんなに空いても、予定とちょっと違うことが起きても支え合ってお互いにカバーし合える。ずっと一緒に演じてきたからこその、その関係値にすごく感動しました。
山橋が画面に映っていない時は、舞台のそでにいる時みたいに音を立てないよう気をつけながら、じっとお二人のお芝居を見ていたのですが、生で見ていると涙が出てくるほど見事でした。そんな中、僕が演じる山橋のセリフは少なめで、ひとつでもミスったら最初からやり直し。料理を出したりするのも、プレッシャーしかなかったです(笑)。

■放送情報
2025年度後期 NHK連続テレビ小説『ばけばけ』
NHK総合にて、毎週月曜から金曜8:00~8:15放送/毎週月曜~金曜12:45~13:00再放送
BSプレミアムにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜8:15~9:30再放送
BS4Kにて、毎週月曜から金曜7:30~7:45放送/毎週土曜10:15~11:30再放送
出演:髙石あかり、トミー・バストウ、吉沢亮、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎、北川景子、シャーロット・ケイト・フォックス
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌:ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
制作統括:橋爪國臣
プロデューサー:田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
演出:村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
写真提供=NHK

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