津田健次郎の勢いが2026年も止まらない! 『ラムネモンキー』は“等身大のツダケン”に期待
50代に突入してなお、ヤンチャな20代の役を任されるのは、声色を変えながら年齢を問わず演じてきた声優での経験に対する信頼とも言える。実際、瑣吉は手代のみの吉(中川翼)から「老け顔」だと評されながらも、好奇心の赴くままに突っかかる姿は若者そのものだった。津田が『ラムネモンキー』で演じる菊原紀介こと“キンポー”も、年齢はおじさんながら中学生の頃の童心を思い出していく役柄なので、時代は違えど、瑣吉を演じた経験は活かされるはずだ。
日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)にゲスト出演した際には、人気アナウンサーとして活躍しながらも、下咽頭がんであることを告知される患者の堀田を熱演。“声”が何よりもの商売道具でもあるアナウンサーの役柄は、自身の境遇とも重なる部分があったであろうことは想像に難くない。それでも、堀田の忸怩たる思いとアナウンサーとして生きていく覚悟を、これほどまでに感情込めて体現できるのかと驚かされた。
さらに津田は、連続出演することになった日曜劇場でも“熱量”を持続させる。ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)で演じた「東日スポーツ」に所属するライター・平良もまた、確かな情熱を秘めたキャラクターだった。人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の創業社長である山王耕造(佐藤浩市)の言葉に薫陶を受けた平良は、打ち上げの場を和らげる役割をこなしつつ、第7話からは“継承”というタイトルで連載をスタートさせて「チームロイヤル」に伴走する。
津田健次郎が2025年の映像界を席巻 『ロイヤルファミリー』『べらぼう』など大活躍の1年に
SPドラマ『1995』から大河ドラマ『べらぼう』、朝ドラ『あんぱん』、『ザ・ロイヤルファミリー』、アニメ『東島丹三郎は仮面ライダ…競馬新聞の記者という中立的な立場でありながら、チームロイヤルに肩入れする様子を隠さない点からも、彼の情や絆を何よりも重んじるパーソナリティが色濃く映し出されている。競馬に対する知識が乏しい栗須(妻夫木聡)の良き相談相手としてもフランクな態度で接する平良は、夢を追い続ける大人たちの情熱と絆が描かれる物語においてコミカルさと情熱を併せ持つ、津田にしか演じることのできないキャラクターだった。
声優やナレーションの仕事もこなしつつ、ラジオにCM、舞台など、ここに書ききれないほど幅広いジャンルで活躍を続けた2025年。これほど多くの作品に出演してもなお、視聴者の記憶に残り続けるインパクトを残すキャラクターを演じてきた。
本作でトリプル主演を務める反町や大森とは、これまで共演したシーンがないという。あらためて、同年代の彼らとともに物語を牽引していく姿が今から待ち遠しい。
51歳になり人生に行き詰まりを感じる元映画研究部の凸凹3人組が37年ぶりに再会。故郷の人骨発見を機に、中学時代の憧れの顧問教師の謎の失踪事件を追い、再び走り出す。
■放送情報
『ラムネモンキー』
フジテレビ系にて、1月14日(水)スタート 毎週水曜22:00~22:54放送
※初回15分拡大
出演:反町隆史、大森南朋、津田健次郎、木竜麻生、福本莉子、濱尾ノリタカ、大角英夫、青木奏、内田煌音ほか
原作:古沢良太『ラムネモンキー1988』(note刊)
脚本:古沢良太
企画・プロデュース:成河広明
プロデューサー:栗原彩乃、古郡真也
演出:森脇智延
主題歌:Bialystocks『Everyday』
音楽:Bialystocks
制作協力:FILM
制作著作:フジテレビ
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