Snow Man 目黒蓮、止まらぬ快進撃 『SHOGUN 将軍』で切り開く“世界基準”の現在地
Snow Manの目黒蓮が、ディズニープラスで配信される『SHOGUN 将軍』シーズン2に出演することが発表された。目黒にとって、本作への参加はまさに夢にまで見た快挙であり、グローバル進出への大きな一歩となる。
Snow Man 目黒蓮、『SHOGUN 将軍』シーズン2出演決定 「本当に夢のようです」
2026年1月より撮影が開始される『SHOGUN 将軍』シーズン2の新キャストとして、SnowManの目黒蓮の出演が発表された。…物語の舞台はシーズン1の出来事から10年後。太平の世を目前に権力闘争を繰り広げた武将たちと、異国から漂着した英国人航海士ジョン・ブラックソーン(按針)らが織り成した激動のドラマの続編として、シーズン2では「異なる世界から来た二人の男たちの、歴史にインスピレーションを得た物語」が展開されるという。目黒はこのシーズン2から新たに登場する和忠役に抜擢された。詳細な役どころはまだ明かされていないものの、日本人キャストの一人として物語に新風を吹き込む重要な存在となりそうだ。
現在ファッションブランド・フェンディのグローバルアンバサダーも務める目黒は、国際舞台への意識も高い。念願叶っての出演決定に「念願のSHOGUNへの参加が決まって本当に夢のようです」と喜びを語り、「たくさんの方が積み上げてきたものをしっかりと受け取って、SHOGUNという作品を大切に僕に与えられた役を形にしたい」と強い意気込みをコメントしている。日本人として本作にどうしても参加したかったという目黒は、配信でシーズン1を視聴して作品のスケールや日本描写の巧みさに感動し、自らチームや真田広之の活動履歴、関連する記事を調べ上げたというエピソードも明かしており、その熱意は並々ならぬものがある。グローバルに称賛された物語世界の中で、目黒が“和忠”としてどんな存在感を発揮するのか、期待は高まるばかりだ。
『SHOGUN 将軍』で世界への扉を開こうとしている目黒だが、その足元には近年積み重ねてきた国内での着実な実績がある。現在放送中の日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)では物語の鍵を握る中条耕一役を演じており、妻夫木聡や佐藤浩市といった実力派俳優たちと堂々と渡り合っている。目黒が演じる耕一は名門馬主である山王耕造(佐藤浩市)の隠し子という難しいポジションだ。第5話でついに本格登場した耕一が父・耕造と初めて対峙する場面では、母に向けていた穏やかな表情を一変させて怒りを爆発させる演技を見せた。こうした役どころを繊細に表現できるのは目黒の持つ誠実さと熱量ゆえだろう。