ザ・たっち、『風、薫る』で朝ドラ初出演 「僕らが双子役かどうかは見てのお楽しみ」
2026年度前期(東京制作)NHK連続テレビ小説『風、薫る』にザ・たっち(たくや、かずや)が出演することが発表された。
朝ドラ第114作目となる本作は、医療看護の世界に新たな風を起こした大関和と鈴木雅の二人のトレインドナースをモチーフに描くバディドラマ。同じ看護婦養成所を卒業した二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディ”になって、まだ見ぬ世界を切り拓いていく。
主人公・一ノ瀬りんを見上愛、“最強のバディ”となるもう一人の主人公・大家直美を上坂樹里が演じる。
脚本は、『あなたのことはそれほど』(TBS系)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の吉澤智子が担当する。
ザ・たっちの2人は、柴田屋をたくや、松永屋をかずやがそれぞれ演じる。
ザ・たっち(たくや:柴田屋役、かずや:松永屋役)コメント
『風、薫る』出演への意気込み
たくや
「え?本当ですか? 双子の登場人物いるんですか?」最初にこの出演依頼をいただいたときのリアクションです! 完全に見る専門だと思っていた連続テレビ小説に出ることができるなんて! しかも地元栃木県が舞台のドラマに出演できることへの驚きと緊張とうれしさで胸がいっぱいです。 とりあえず、父や祖父の話し方を思い浮かべて、栃木なまりを完璧にするところから役作りをしていこうと思います。 あ! 僕らが双子役かどうかは見てのお楽しみです。 笑
かずや
まさか僕たちが連続テレビ小説に出演できるなんて、ちょっと! ちょっとちょっと!! ビックリです。 朝ドラ大好き双子の僕たちは仕事に向かいながらその日の朝ドラの会話で盛り上がっています。 今回の『風、薫る』は主人公が栃木出身で僕たちと同郷なので大注目していました! 演技経験は少ないですが、自分たちの個性を出しながら舞台となる明治時代の風景になじめるようにがんばります。 出演しながら主人公たちの生き様を全力で応援したいと思います。
連続テレビ小説への出演
たくや
出演した事ありません。 僕らにとって朝ドラは、母との共通の趣味です。 実家に帰る度に放送中の朝ドラの今週どうだった?や、泣けたよねー。なんて話で盛り上がっております。 子どものころに見ていた作品もあり、幅広い世代で楽しめるものだと思ってます。
かずや
朝ドラは毎作品没入して観ています。毎朝物語が進んでいくのを長い期間観ていると、勝手に一緒に苦難を乗り越えてきた気持ちになり感動が入れ食い状態になってしまいます。感動のシーンじゃないのに成長を感じて泣いたりします(笑)
看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
たくや
僕は小さいときに1週間ほど入院をしていたことがありまして、検査入院だったため、注射など多かったのですが、看護師さんが優しくて、怖がらせない工夫などをしてくれていたことを覚えてます。
かずや
少し前に病気して入院したことがあり、その時に看護師さんが丁寧に説明してくれたり優しく声掛けてくれました。点滴の針を刺し変えるのも難なくこなす確かな技術に感心しました。安心して身を任せられるのも原点にはトレインドナースの存在があるのかなと今になって実感しています。
栃木県那須地域(大田原市)の印象等について
たくや
大田原市は物凄く広い平野を生かして、たくさんの人が農業や畜産などをしているイメージです。大盛りの定食屋さんなども多く、人情の町というイメージです!
かずや
大田原は歴史もあり名産やお祭りや学校行事などいろいろ個性があり、何度もテレビロケしていますが、ネタが尽きない面白い街です。
■放送情報
2026年度前期 NHK連続テレビ小説『風、薫る』
NHK総合にて、2026年春~放送
出演:見上愛、上坂樹里
作:吉澤智子
原案:田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
制作統括:松園武大
プロデューサー:川口俊介
演出:佐々木善春 橋本万葉ほか
写真提供=NHK