“R18+”のスラッシャー『バイオレント・ネイチャー』9月12日公開 特報映像&ポスターも
サンダンス映画祭で上映された“R18+”ホラー映画『In a Violent Nature(原題)』が、『バイオレント・ネイチャー』の邦題で9月12日より全国公開されることが決定した。
本作は、静謐な自然の風景と、惨たらしい肉体損壊描写が融合した異色のアンビエントスラッシャーホラー。深い森の奥、朽ちた火の見やぐらに横たわるのは、60年前の凄惨な事件に起因する怨念の亡骸・ジョニー。その死体とともに封印されていたペンダントがある日、何者かの手によって持ち去られる。やがてジョニーは奪われた遺物を取り戻すべく蘇り、若者たちに標的を定める。不死のゴーレムと化した彼は、冷酷かつ静かに殺戮を遂行していく。だが、その怒りは彼らにとどまらない。ジョニーの行く手を阻むすべての存在に、“死”という名の償いがもたらされる。
サンダンス映画祭でのプレミア上映後に話題が沸騰し、全米週末興行ランキングで初登場8位を記録。その一方で、殺人鬼ジョニーが人々を襲う残虐なシーンの数々により、上映中に嘔吐する観客が続出したという。
監督を務めたのは、本作が長編デビュー作となるクリス・ナッシュ。『ABC・オブ・デス2』の短編監督を務めた彼は、ガス・ヴァン・サントやテレンス・マリックに影響を受けたと公言しており、本作でもその作家性を垣間見ることができる。また、『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキが特殊造形クリエイターとして参加している。
公開されたポスタービジュアルは、殺人鬼ジョニーの姿を捉え、「邪悪が、目覚める」というコピーが添えられている。特報映像では、森を訪れた若者たちに、ジョニーの視点が静かに忍び寄る様子が映し出されている。
■公開情報
『バイオレント・ネイチャー』
9月12日(金)より、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー
監督・脚本:クリス・ナッシュ
出演:ライ・バレット、アンドレア・パヴロヴィック、キャメロン・ラブ、リース・プレスリー、リアム・レオーネ
配給:アルバトロス・フィルム
提供:ハピネット・メディアマーケティング、アクセスエー
2024年/カナダ/英語/94分/カラー/4:3/5.1ch/字幕翻訳:手塚雅美/R18+
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公式サイト:violent-nature.com