麻生久美子×塩野瑛久らの“殺し合い”に息を呑む 『魔物(마물)』の集大成といえる最終回
友情出演となったオダギリジョーが演じたのは、花束を持った見知らぬ男性の役。「あんな激しい愛にもう出会うことはないだろう」とあやめはすれ違い様に凍也を思い出す。そこに愛は確かにあった、けれど――。
『魔物(마물)』女性たちはなぜDV男に沼るのか 一貫して描かれた愛の裏側にある“醜い感情”
韓国の制作スタジオ・SLLとテレビ朝日がタッグを組んだドラマ『魔物(마물)』(テレビ朝日系)が最終回を迎える。激しいラブシーンか…次に繋がるのは、歩き出した先で、夏音、陽子とすれ違う姿。夏音もまた暴力を愛だと錯覚しながら、必死にもがき、苦しみ、なんとか深い穴から抜け出して、生きる方法を探していた。陽子も名田(佐野史郎)から“愛されなかった悲劇の妻”として、逆境を逆手に息子の潤(落合モトキ)とともに再び成功を収めるまでとなった。
“魔物”とは一体誰のことだったのか? その捉え方は視聴者に委ねられているが、筆者はラストシーンを見て、あやめ、夏音、陽子、女性たちの物語でもあったのだと感じた。
テレビ朝日が、韓国のスタジオ・SLLとタッグを組んで送る日韓共同制作オリジナルドラマ。不倫、DV、セックスなど愛と欲望にまつわる過激なテーマを掲げたラブサスペンス。麻生久美子と塩野瑛久が初共演にして濃厚なシーンに臨む。
■配信情報
『魔物(마물)』
TVer、TELASAにて配信中
出演:麻生久美子、塩野瑛久、北香那、神野三鈴、佐野史郎、大倉孝二、落合モトキ、宮本茉由、宮崎吐夢、うらじぬの、若林時英
原案:シン・ウニョン
脚本:関えり香
監督:チン・ヒョク、瀧悠輔、二宮崇
音楽:jizue
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)、パク・ジュンソ(SLL)
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)、チェ・へウォン(SLL)
プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日)、イム・チョヒ(SLL)、河野美里(ホリプロ)
制作著作:テレビ朝日・SLL
制作協力:ホリプロ
©テレビ朝日・SLL
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