遠藤雄弥が入ってはいけない“穴”を覗きこむ 『男神』不吉な雰囲気漂う予告編公開
9月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ 赤池ほかにて全国公開される遠藤雄弥主演映画『男神』の予告編が公開された。
本作は、2020年に「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」にて入選し、YouTube『怖い話怪談朗読』にて朗読され注目を浴びた八木商店の同名小説を原案に、オリジナルストーリーで映像化するファンタジーホラー。『ソローキンの見た桜』などの井上雅貴が監督を務め、愛知県日進市などが撮影地として協力した。
主演の遠藤は、失踪した息子を助けるため、正体不明の謎の「穴」へ入ることを決意する、建設会社の社員・和田勇輝を演じる。さらに、和田の妻で、巫女である夏子役を、元宝塚歌劇団雪組の男役のスターの彩凪翔、和田の息子探しに協力し、本編では流暢な英語も披露する山下裕斗を、アーティストとして世界で活躍している岩橋、裕斗の姉・山下愛子を、本作の舞台となった愛知県日進市の出身に須田亜香里が務める。
縄文から続く荒ぶる神。年少の男子を生贄として捧げたことから、「男神」と呼ばれ、その実態は誰も知らず、伝説の神として言い伝えられていた。新興住宅地の日星市、建設会社で働く和田は建設途中で埋蔵文化財を見つける。その数日後、不思議なことが起こった。工事現場に深い穴が出来、街の少年、和田(遠藤雄弥)の息子も神隠しのようにいなくなってしまった。その穴の先は不思議な森に繋がり、そこでは美しい女性達が着物や巫女の姿で男神を鎮めるための怪しげな儀式をしていた。息子がその森に迷い込んだ事を知った和田は、連れ戻すためにその穴に入ることを決意する。
公開された予告編は、工事現場に突如現れた大きな「穴」をのぞき込む和田と愛子(須田亜香里)の姿から始まる。この「穴」はどこまで続く、底なしの「穴」だった。全国で母子失踪事件が相次ぐ中、「パパ―!」という声も空しく、和田の息子は消えてしまう。穴の秘密を知る男、穴の秘密を隠す妻など、手がかりがなかなか掴めず、取り乱す和田。この不可解な状況は、すべては「あの神」のため。その“存在”は、古より「男神」と呼ばれ、無垢な子どもが「生贄」として捧げられているという。その神をまつる儀式が始まった時、果たして、和田は、最愛の息子を助けることができるのか。
あわせて公開された本ビジュアルには、「禁忌」「結界」「封印」「儀式」など不吉なワードが並び、和田と妻の夏子(彩凪翔)、和田の同僚・愛子、そして愛子の弟・裕斗(岩橋玄樹)が写し出されている。彼らの表情は険しく、得体のしれない“何か”に恐怖しているよう。さらに、その奥には子供らしきシルエットも確認できる。
なお、本作のムビチケカード、ムビチケオンラインが7月11日より発売されることも決定した。
■公開情報
『男神』
9月19日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ 赤池ほか全国公開
出演:遠藤雄弥、彩凪翔、岩橋玄樹、須田亜香里、カトウシンスケ、沢田亜矢子、加藤雅也(特別出演)、山本修夢、塚尾桜雅、アナスタシア、すずき敬子、大手忍、チャールズ・グラバー、藤野詩音、清水由紀(友情出演)、永倉大輔(友情出演)
監督・脚本:井上雅貴
原案:『男神』(八木商店)
配給:平成プロジェクト
配給協力:東京テアトル
©2025『男神』製作委員会
公式サイト:https://otokogami-movie.com/