ジャック・クエイドが“痛みを感じない”体で大奮闘 『Mr.ノボカイン』本予告&新ビジュアル
6月20日に公開されるジャック・クエイド主演映画『Mr.ノボカイン』の本予告と新ポスタービジュアルが公開された。
本作は、生まれつきどんな痛みも感じない“無痛の男”ノボカインが、強盗に連れ去られてしまった愛する彼女を救うために、“痛みゼロ”という唯一の武器を駆使するアクション映画。
主人公ノボカイン役で主演を務めたのは、ドラマ『ザ・ボーイズ』(Prime Video)のヒューイ役で知られ、『オッペンハイマー』にも出演したクエイド。ノボカインの彼女役には、『プレデター:ザ・プレイ』で主演を務めたアンバー・ミッドサンダーが抜擢された。また、ノボカインの親友で頼れるバディの役を、『スパイダーマン』シリーズの主人公ピーターの“バディ”、ネッド役でおなじみのジェイコブ・バタロン、ノボカインが立ち向かうこととなる強盗役を、俳優ジャック・ニコルソンの息子で、『プロミシング・ヤング・ウーマン』などに出演したレイ・ニコルソンがそれぞれ演じる。
主演を務めるクエイドの誕生日である4月24日に公開された本予告では、本作がR15+指定となったことにちなみ、「R15+映倫マーク」が、WEB上の秩序を守る“安心加工バージョン”となっている。R15+であることをあえて全面に打ち出しながらも、ポップな雰囲気満載の仕上がりとなっており、気弱でマジメな普通の銀行員・ノボカインが、銀行強盗の人質となった彼女(アンバー・ミッドサンダー)を救うため、痛みゼロの身体をフル活用して大奮闘。ケンカすらしたことのない“フツー”な男・ノボカインは、敵にやられながらも突き進む。
クエイドを主演に大抜擢した本作の監督、ロバート・オルセンは、「内向的な役を演じるためにオタクっぽい雰囲気を持ち、かつアクション映画となったときに、それを見事に演じきってスター性を発揮できるような人物を見つけるのは難しいことです。ジャックは、こうした異なる役柄を演じ分ける能力を持っています」と称賛し、理想的なキャスティングであったことを明かしている。
さらにクエイド自身も、1980〜90年代の楽しいアクション映画をこよなく愛するファンで、「この映画で私が気に入っているのは、アクション映画の楽しさに焦点を当てた古き良き映画から多大な影響を受けているところです」と本作に強い愛着を持っていることを語り、本作のオファーにノリノリで参加したそうだ。
自身が演じるノボカインについてクエイドは、「ノボカインは優しい心を持ったとびきりいい奴で、真のオタクです。彼のそういうところが大好きです。彼はまた、これまでの人生で誰ともロマンチックな関係になったことがないため、孤独でもあります。そして、30歳になった今、彼は自分が限りある時間を生きていることに気づき始めています。ピンが立ち並ぶ世界で風船のような存在として生きていると、外に出て人と出会うのは難しいのです」とぶっとんだ能力の裏にある、ピュアで不器用な内面についても熱く語った。
■公開情報
『Mr.ノボカイン』
6月20日(金)公開
出演:ジャック・クエイド、アンバー・ミッドサンダー、レイ・ニコルソン、ジェイコブ・バタロン
監督:ダン・バーク&ロバート・オルセン
配給:東和ピクチャーズ
©2025 PARAMOUNT PICTURES.
公式サイト:https://mr-novocaine.jp/