ラジニカーントが凶悪な犯罪組織と戦う元看守に 『ジェイラー』2025年2月21日公開決定

 ラジニカーント主演映画『Jailer(原題)』が、『ジェイラー』の邦題で2025年2月21日より新宿ピカデリーほかにて全国順次公開されることが決定した。

 『ムトゥ 踊るマハラジャ』により第一次インド映画ブームの立役者となったラジニカーントが主演を務める本作は、2023年8月に全5言語バージョンが全世界の約7000のスクリーンで封切られ、世界興収65億ルピー(約102億円)を記録。同年公開のタミル語映画として興行収入1位を記録した。歴代のタミル語映画の興収としても第2位で、上回るのはラジニカーント自身の過去作『ロボット 2.0』だけ。ラジニカーント主演作としては2021年の『ダルバール 復讐人』以来3年ぶりの日本での劇場公開となる。

 チェンナイに住む元警察官のムトゥは、妻、息子、その妻、幼い孫息子とともに静かな毎日を過ごしている。一人息子のアルジュンは、ムトゥに影響され警察官となり、正義感の強さは人一倍。そんなアルジュンをムトゥは誇りにしていた。しかしある日アルジュンは行方不明になってしまい、美術品マフィアを深追いしすぎて消されたのだと噂される。自分がアルジュンに行った厳格な教育が彼を死に至らしめたのかと良心の呵責に苛まれるムトゥは、一民間人として独自に捜査を始める。ヴァルマという男が牛耳るその美術品マフィアとの戦いの中で、現役時代に荒れる刑務所を仕切って“タイガー”の名で怖れられていた元看守“ジェイラー”ムトゥの真の姿が明かされていく。

 本作でラジニカーントは、行方不明になった警察官である息子を探すため、凶悪な犯罪組織と戦う元看守ムトゥ・パンディヤンを演じる。あわせて公開されたポスタービジュアルには、看守時代に“タイガー”の名で囚人たちに怖れたムトゥが、かつての盟友たちを従えて不敵な笑みを浮かべる姿が描かれている。

■公開情報
『ジェイラー』
2025年2月21日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国順次公開
監督・脚本:ネルソン・ディリープクマール
撮影:ヴィジャイ・カールティク・カンナン
音楽:アニルド
編集:R・ニルマル
出演:ラジニカーント、シヴァラージクマール、モーハンラール、ジャッキー・シュロフ
タマンナー、ラムヤ・クリシュナ、ヴィナーヤガン、スニール、ヨーギ・バーブほか
配給:SPACEBOX
原題:Jailer/2023 年/インド/タミル語/168分
©SUN Pictures

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